2008年3月12日、新華網(wǎng)によれば、12日から北京で開催されている「中國?ノルウェー災(zāi)害防止研究會(huì)」で、中國では自然災(zāi)害により毎年1000萬人以上が避難、1000人以上が命を失っており、災(zāi)害による直接的な経済損失が1000億元（約1兆4400億円）以上にのぼることが明らかにされた。

【その他の寫真】

中國民政部の李立國（リー?リーグオ）副部長によれば、2004年インド洋で発生した地震による津波、05年パキスタンでの地震など、近年、各國で大規(guī)模な自然災(zāi)害が頻繁に発生しており、社會(huì)経済発展を阻害する大きな要因の一つとなってきている。中國でも南部で低溫による大規(guī)模な被害が発生したばかり。國土の広い中國では、複雑な自然條件によりありとあらゆる自然災(zāi)害が起こり得、被災(zāi)者の救済などに毎年數(shù)10億元もの資金を投じているという。

李副部長は、國家財(cái)政から資金を拠出する以外にも、被災(zāi)者を組織し、お互いに助け合うことのできるシステムの確立や、慈善事業(yè)の推進(jìn)を図ることにより、被災(zāi)者の生活保障や被災(zāi)地域の産業(yè)の回復(fù)などを進(jìn)めていくことができると指摘。

現(xiàn)在、中國では「政府が指導(dǎo)、各災(zāi)害レベルで管理し、部門ごとに対策を擔(dān)當(dāng)」という災(zāi)害管理體制により、災(zāi)害予測警報(bào)、災(zāi)害緊急対策、災(zāi)害後の復(fù)舊、被災(zāi)者の生活保障を行うなど一連の災(zāi)害管理システムが確立されているという。（翻訳?編集/岡田）