人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2017年2月25日(土) 0時(shí)10分
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日本人と中國(guó)は、詩(shī)?詞において非常に古くから縁がある。隋や唐の時(shí)代に、中國(guó)文明が日本に伝わり、中國(guó)の詩(shī)歌も日本で人気になった?,F(xiàn)在、日本では、小中學(xué)校の教科書(shū)で漢詩(shī)を?qū)Wぶほか、漢詩(shī)教室や漢詩(shī)講座もあちこちにある。
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日本人と中國(guó)は、詩(shī)?詞において非常に古くから縁がある。隋(581?618年)や唐(618?907年)の時(shí)代に、中國(guó)文明が日本に伝わり、中國(guó)の詩(shī)歌も日本で人気になった。そして、日本人も自ら「漢詩(shī)」を作るようになった?,F(xiàn)在、日本では、小中學(xué)校の教科書(shū)で漢詩(shī)を?qū)Wぶほか、漢詩(shī)教室や漢詩(shī)講座もあちこちにある。さらに、漢詩(shī)の研究?普及ならびに交流を図る「全日本漢詩(shī)連盟」もあり、日本各地で漢詩(shī)大會(huì)を頻繁に開(kāi)催している。(文:藍(lán)建中。參考消息網(wǎng)掲載)
【その他の寫(xiě)真】
日本の一部の文學(xué)者にとって、和歌が母親、漢詩(shī)は父親のような存在。和歌で繊細(xì)な思いを表現(xiàn)し、漢詩(shī)で気持ちや志向を表現(xiàn)する。中國(guó)の古詩(shī)?詞は日本の文化に深く浸透している。
▼日本で一番人気の漢詩(shī)は「春望」
漢詩(shī)は一つの句が漢字五文字で構(gòu)成される五言絶句で形成され、漢字わずか20文字にもかかわらず、そこには奧深い意味が込められている。この特徴により、日本でも人気が高い。李白や杜甫、王昌齢、白居易、蘇軾などの中國(guó)の有名な詩(shī)人は、日本でも広く知られている。現(xiàn)在、日本の各種漢詩(shī)書(shū)籍を見(jiàn)ると、中國(guó)最古の詩(shī)篇である「詩(shī)経」の詩(shī)歌のほか、「敕勒歌」、「七歩詩(shī)」なども載っている。中には中國(guó)人もあまり知らない漢詩(shī)が、日本では人気となっていることもある。
2004年10月、「月刊しにか」が実施した「漢詩(shī)國(guó)民投票」で最も人気だった漢詩(shī)は、杜甫の「春望」。2位は杜牧の「江南の春」、3位は王維の「元二の安西に使ひするを送る」、4位は孟浩然の「春暁」、5位は王之■(■はさんずいへんに奐)の「鸛鵲樓に登る」と李白の「靜夜思」だった。
日本の漢詩(shī)の歴史も非常に長(zhǎng)い。現(xiàn)存する最古の日本漢詩(shī)集は、751年に編集したとされる「懐風(fēng)藻(かいふうそう)」だ。そして、日本にも、藤原宇合の「奉西海道節(jié)度使之作」や菅原道真の「山寺」など、有名な漢詩(shī)人が作った名作がたくさんあり、現(xiàn)在に至るまで伝わっている。しかし、「下手な詩(shī)」とも呼べないほどでたらめな漢詩(shī)もたくさんある。
▼小學(xué)校で學(xué)び 大學(xué)受験でも出題される漢文
日本の學(xué)校教育は漢詩(shī)の學(xué)習(xí)を非常に重視している。漢文や漢詩(shī)、日本の俳句、和歌などの古典文學(xué)は、國(guó)語(yǔ)教育で非常に重視されている。
11年4月から、文部科學(xué)省が「學(xué)習(xí)指導(dǎo)要領(lǐng)」を改訂したのに伴い、小學(xué)校でも古典文學(xué)を?qū)Wぶようになった。低學(xué)年では、伝説や神話などを?qū)Wび、中學(xué)年では、簡(jiǎn)単な短歌や俳句、慣用句、故事成語(yǔ)を?qū)Wび、高學(xué)年では古文や漢文を?qū)Wぶ。
日本の漢詩(shī)教育は節(jié)をつけて朗読することを非常に重視し、漢詩(shī)の節(jié)の美しさが強(qiáng)調(diào)されている。和歌教室や漢詩(shī)教室は東京にもたくさんあり、小學(xué)校では漢詩(shī)は學(xué)ばないものの、多くの小學(xué)生もそこで漢詩(shī)を習(xí)っている。日本の小學(xué)校は下校時(shí)間が中國(guó)よりも早く、漢詩(shī)や和歌を朗読するクラブを開(kāi)設(shè)して、関心のある小學(xué)生が學(xué)べるようにしている學(xué)校もある。
日本の大學(xué)受験でも漢文や漢詩(shī)の問(wèn)題が出題されることがある。例えば、東京大學(xué)の16年の入學(xué)試験では、文科類と理科類の國(guó)語(yǔ)の試験で、蘇軾の漢文「寓居定恵院之東、雑花満、有海棠一株、土人不知貴也(仮住まいは定恵院の東、野生の花々が山に満ち、カイドウ《バラ科》が一株あり、土地の人はその美しさを分かっていない)」が出題された。
このように、日本の名門(mén)大學(xué)に合格したいなら、文系だろうが理系だろうが、漢文や漢詩(shī)を絶対に攻略しておかなければならない。
▼漢詩(shī)振興に努める組織の登場(chǎng)でブームが加速
學(xué)校教育のほか、日本では漢詩(shī)の振興に努める組織が數(shù)多くある。例えば、1968年に設(shè)立された日本吟剣詩(shī)舞振興會(huì)(にほんぎんけんしぶしんこうかい)は、吟詠、剣舞、詩(shī)舞の向上振興を目的に設(shè)立された。また、2003年3月に設(shè)立された全日本漢詩(shī)連盟も、日本における漢詩(shī)の研究?普及を図ることを目的にしている。同連盟の本部は東京にあり、全國(guó)に支部がある。そして、講座や講演會(huì)などを開(kāi)催して、漢詩(shī)の作法や海外情報(bào)などを伝えている。
漢詩(shī)連盟は全國(guó)の漢詩(shī)愛(ài)好家を糾合し、日本における漢詩(shī)の研究?普及ならびに交流を図るほか、広く中國(guó)、アジア、歐米各國(guó)の同好者との親睦交流を図ることを目指している。石川忠久會(huì)長(zhǎng)は、同連盟結(jié)成に関する趣意書(shū)の中で、「わが國(guó)の文化は漢詩(shī)抜きでは語(yǔ)ることができないと言っても過(guò)言ではない」としている。
同連盟は日本全國(guó)で漢詩(shī)大會(huì)を開(kāi)催するほか、「全漢詩(shī)連會(huì)報(bào)」を発行している。その會(huì)員は03年の設(shè)立時(shí)の約600人から15年5月には2155人にまで増えた。そして、その努力が実り、日本ではにわかな漢詩(shī)ブームが起こり、漢詩(shī)を?qū)Wぶサイトが人気になり、時(shí)間に余裕のある高齢者だけでなく、若い人の間でも漢詩(shī)を創(chuàng)作する人が増加している。
インターネットの普及も漢詩(shī)の振興に拍車をかけている。同連盟の鈴木淳次理事は98年に漢詩(shī)サイト「桐山堂」を開(kāi)設(shè)。毎年、300首以上の漢詩(shī)の投稿が屆いている。鈴木理事は、サイト上で各作品の評(píng)価できる點(diǎn)や改善すべき點(diǎn)などを指摘し、引き続き創(chuàng)作に打ち込むよう投稿者を勵(lì)ましている。
その他、近年は舊漢字を常用漢字體に改めて現(xiàn)代仮名遣いで漢詩(shī)を紹介する「平仄字典」や、二字熟語(yǔ)を豊富な句例とともに掲載する「漢詩(shī)詩(shī)語(yǔ)辭典」など、漢詩(shī)の參考書(shū)も次々に出版されている。
興味深いことに、漢詩(shī)の愛(ài)読者や創(chuàng)作者の多くは、実は中國(guó)語(yǔ)ができない。日本では早くに、漢文訓(xùn)読という方法が考案された。この方法を通して、文語(yǔ)體中國(guó)語(yǔ)の文章である漢文にそのままの文體で、符號(hào)(返り點(diǎn))、送り仮名などを付けることによって日本語(yǔ)の語(yǔ)順で読解できるようにしている。もちろん、漢詩(shī)で重視される発音上のルール平仄(ひょうそく)や同一または類似の韻をもった語(yǔ)を一定の箇所に用いる押韻(おういん)などは、丸暗記するしかない。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集KN)
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黃 文葦
2017/1/11
人民網(wǎng)日本語(yǔ)版
2017/1/2
2016/12/2
2016/11/26
日本僑報(bào)社
2016/11/19
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