2008年3月19日、18日付長沙晩報(bào)によると、中國石油化工集団（シノペック）と中國石油天然気集団（ペトロチャイナ）の石油大手2社は、石油製品に対する輸入関稅と資源稅の稅率軽減もしくは免除を國家発展改革委員會(huì)に申請した。業(yè)界関係筋が明らかにした。

【その他の寫真】

中國では石油製品の小売価格が當(dāng)局の統(tǒng)制下にあるため、石油精製會(huì)社は原油高騰によるコスト上昇を価格に転嫁できない狀態(tài)にある。このため最近の國際原油価格の急騰で、原油価格が小売価格を上回る現(xiàn)象が起きており、精製會(huì)社では石油精製1トン當(dāng)たり2500元の損失が出ている。

もっとも當(dāng)局もこれを靜観しているわけではない。07年秋以降の國際原油高のあおりで、精製會(huì)社の稼働率が落ち、國內(nèi)で石油不足が深刻化している狀態(tài)を受け、中國當(dāng)局は同年11月と08年1月の2回にわたって、ガソリン、ディーゼル油、航空燃料の輸入関稅率を1％までに引き下げ、輸入奨勵(lì)によって國內(nèi)需要に対応する措置に出た。（翻訳?編集/HI）