日本の自治體に商機(jī)、中國東北地方から個人で訪れる観光客が増加―中國メディア

人民網(wǎng)日本語版    2017年2月26日(日) 19時30分

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在中國瀋陽日本総領(lǐng)事館の古屋健領(lǐng)事は、「中國東北地方の変化を背景に、日本はローカル都市の観光資源をさらに開発し、地方の経済発展を振興させることができる」との見方を示す。

在中國瀋陽日本総領(lǐng)事館の古屋健領(lǐng)事は、「2013年の約6萬5000件から、16年の約19萬件と、中國の東北地方から日本に旅行へ行く人が申請するビザの數(shù)は、毎年増加している。近年、中國人の日本旅行のスタイルには変化が起きており、ツアーでゴールデンルートを巡る人は減る一方、個人でローカル都市の旅行を楽しむ人の割合が高まっている」とし、「中國東北地方のこのような変化を背景に、日本はローカル都市の観光資源をさらに開発し、地方の経済発展を振興させることができる」との見方を示す。中國新聞網(wǎng)が報じた。

21日午後、 黒竜江省哈爾濱(ハルビン)市で、同市の関連機(jī)構(gòu)と在中國瀋陽日本総領(lǐng)事館の懇談會が開催された。ビザの事務(wù)を擔(dān)當(dāng)する古屋領(lǐng)事が、同市の事業(yè)単位(國家が社會公益目的のため、國家機(jī)関により運営あるいはその他組織が國有資産を利用し運営するもので、教育、科學(xué)技術(shù)、文化、衛(wèi)生などの活動に従事する社會サービス組織)の代表を前に、日本の貿(mào)易、文化、観光、ビザなどの分野の政策を紹介した。

日本政府観光局(JNTO)が発表している統(tǒng)計によると、2016年、中國大陸部からの訪日客數(shù)が延べ637萬3000人と、15年比で27.6%増となった。近年、東京や大阪、名古屋など人気都市のほか、新潟や山形、群馬など、ローカル都市も中國人観光客に人気となっている。

山形県ハルビン事務(wù)所の大門明所長は、「當(dāng)県は國際線がないものの、街の至る所で中國人観光客を目にすることでき、とてもうれしい。中國人観光客のこの変化は、當(dāng)県が期待していたもので、訪れる中國人観光客が増加するにつれて、當(dāng)県の経済も促進(jìn)される。中國は世界経済のエンジンである限り、中國人観光客は潛在市場」と話す。

日本海沿いにある最大の都市である新潟市も近年、日本を旅行する中國人観光客の恩恵にあずかっている。新潟県のオフィシャルサイトには、同県の最新データが掲載されており、中國人観光客の宿泊數(shù)は前年比81.5%増となっている。同県は、「中國大陸部からの団體客が増加したため、外國人の宿泊數(shù)が過去最高となった」としている。その他、ハルビンと新潟を結(jié)ぶ國際線の増加で、中國東北地方から訪れる観光客が大幅に増加している。

世界の多くのスキーのメッカで滑ったことがあるというペンギンスキークラブの會長?劉昆氏は、「當(dāng)クラブは、山形県の藏王山に行ってスキーをする企畫を何度も行ってきた。日本の自治體には、観光客が観光しやすいように、現(xiàn)地の観光名所を中心とした一連の観光ルートを制定してほしい」と要望している。

古屋領(lǐng)事は、「當(dāng)領(lǐng)事館も日本の自治體と連攜して、観光開発を行っている。日本に個人で旅行に來る中國人が激増しているのを背景に、自治體は商機(jī)と見て、関連の観光ルートの制定を急いでいる」としている。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集KN)

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