2008年3月19日、広東省東莞市長安村のある廃品回収所では本物の戦闘機(jī)の解體作業(yè)中で、村民から大きな注目を集めているという?！复笱缶W(wǎng)」「広州日報(bào)」が伝えた。

【その他の寫真】

廃品回収所の主人?黃（ホアン）さんによると、これらの戦闘機(jī)は、黃さんの友人が廃棄処分にされた訓(xùn)練用戦闘機(jī)を、東北地區(qū)のある軍事訓(xùn)練校から合法的な手続きを通じて計(jì)14機(jī)購入した?！笐殛L機(jī)を購入するには関連部門の許可証が必要で、この許可手続きに1年以上かかったらしい。でも本當(dāng)はオレもこの戦闘機(jī)の出所は知らないんだ」と戸惑いつつも、注目を浴びて黃さんはなにやら自慢げだ。

また、輸送に関しては「大型貨物車を使ったんだが、何しろ荷物が戦闘機(jī)なので、どこの行政區(qū)域でも現(xiàn)地の部隊(duì)の許可を得てからでないと通過できないんだ。だから友達(dá)はわざわざ部隊(duì)の関係者を隨行させたりして、やっとの思いでここまで運(yùn)んで來たんだ」と苦労を語る口調(diào)もやや自慢げ。

戦闘機(jī)の購入理由については「友達(dá)は戦闘機(jī)に使われているアルミ材が目的だと言ってる。飛行機(jī)用のアルミ材は一般のものより質(zhì)が良く、高い値段で売れるらしい。また戦闘機(jī)を丸ごと転売することはできなくて、解體してから売ることが初めからの條件になっている」とやはり少し自慢げに説明した。

なお、この戦闘機(jī)の寫真を見たある退役パイロットは「恐らく中國初のジェット式戦闘機(jī)?殲―5か、舊ソ連（現(xiàn)ロシア）から輸入したミグ―15だろう」と判別したという。（翻訳?編集/HA）