2008年3月21日、北京市第一中級人民法院で、ある男に懲役12年の判決が下された。男の名は愛新覚羅一聡（アイシンギョロ?イーゾン）。その名が示すとおり、清朝皇族の末裔だ。北京晩報が伝えた。

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2006年、一聡は著作権侵害で公判中の程（チョン）の妻に「自分は共産黨幹部の子弟に知り合いがいるため、刑の減免を働きかけることが出來る」と話を持ちかけ、書畫などの賄賂を送る名目で25萬7000元（約360萬円）の現(xiàn)金を要求した。12月、程は執(zhí)行猶予付き懲役3年の判決を受けたが、その後も一聡は金を要求。裁判が結(jié)審したことを知らなかったことで、要求した金は一聡が著服し減刑を働きかけていなかったことが発覚した。

一聡の祖父はラストエンペラー溥儀のいとこに當(dāng)たる溥佐。溥佐は著名な畫家で人民中國成立後も河北蕓術(shù)師範(fàn)學(xué)院、天津美術(shù)學(xué)院で教鞭を執(zhí)っていた。一聡が犯行に及んだ動機(jī)は祖父の絵を買い戻す資金を得るためだったという。（翻訳?編集/KT）