中國の「トランプ対策」に効果現れる―英メディア

Record China    2017年2月27日(月) 8時0分

拡大

25日、英BBCはこのほど「中國のトランプ対策は実際に効果が出ているのだろうか」と題する記事を掲載した。

2017年2月25日、環(huán)球時報によると、英BBCのニュースサイトは24日、「中國のトランプ対策は実際に効果が出ているのだろうか」と題する記事を掲載した。

ドナルド?トランプ米大統(tǒng)領は就任當初、中國に対する強硬的、どう喝的な発言を繰り返していた。だが現在は、そうした言動は徐々に収束しつつある。中國の戦術はどのようなものだったのか。

まず行ったのは人脈づくりだ。トランプ大統(tǒng)領が慣例に反して春節(jié)(舊正月)の祝賀メッセージを出さなかったことが取りざたされる中、崔天凱駐米大使は、巧みに大統(tǒng)領の娘のイヴァンカ?トランプさんと接觸し、中國大使館の祝賀イベントに出席させるなど、大統(tǒng)領選前後の発言には目をつぶり、友好ムードを醸していった。

実業(yè)家としてのトランプ大統(tǒng)領は、中國で「TRUMP」などの商標権爭いを続けている。中國政府はその商標登録に政治的配慮を行うといったプレゼント攻勢をかけた。また、米國とメキシコの例を鑑み、中國政府は他國のように連絡を急がず、レックス?ティラーソン米國務長官のような対話可能な人物の就任を待ってから米中関係の青寫真を描くという慎重さで対応した。

その後は迅速に対話を重ねた。スティーブン?ムニューシン米財務長官と経済施策を話し合い、王毅外相がティラーソン國務長官と會見。中國の外交政策を統(tǒng)括する楊潔チ國務委員(副首相級)もティラーソン氏と電話會談を行った。北朝鮮からの石炭輸入を停止するなど、譲歩とバランスのある対応をとっている。

トランプ大統(tǒng)領が米國の「弱體化」を自らのアドバンテージとし、「米國第一主義」を掲げる一方で、中國はグローバル化と自由貿易を進めている。特に米國のTPP離脫を好機として、中國は多國間貿易を主導する立場を築きつつあるなど、中國はここまで、自らに有利な形で切り抜けている。(翻訳?編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務提攜

Record Chinaへの業(yè)務提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務提攜