2017年2月28日、韓國?聯(lián)合ニュースによると、韓國?ソウルの日本大使館前に設(shè)置されている慰安婦を象徴する少女像が、早ければ今年4月から管轄する鍾路區(qū)の公共造形物として管理される。所屬自治區(qū)が管理に積極的に乗り出したことで、慰安婦像がむやみに撤去されることはなくなるとみられる。

鍾路區(qū)は同日、「鍾路區(qū)都市空間蕓術(shù)條例」改正案が昨年區(qū)議會に提出され、早ければ今年4月の本會議で上程、成立すると明らかにした。日本大使館前の慰安婦像はこれまで、違法ではないが機(jī)関の管理を受けられないという中途半端な狀況にあった。

慰安婦像は2011年、女性家族部の協(xié)力要請に対し、鍾路區(qū)が「外交通商部の意見をまとめた後に建立を支援する」と回答したことにより設(shè)置された。つまり、鍾路區(qū)の歩道に設(shè)置したこと自體には問題がなかったということだ。しかし、関連規(guī)定があいまいで、區(qū)が積極的に管理に乗り出すことが難しい実情があった。道路法施行令55條は電柱?電線?水道管?ガソリンスタンド?鉄道?看板?橫斷幕など、占用許可を受けられる工作物や施設(shè)の種類を定めているが、慰安婦像のような造形物はどの項(xiàng)目にも該當(dāng)しないためだ。

今回の條例改正案はそのような規(guī)定の空白を埋めるため、公共施設(shè)に建立する銅像、記念の塔、記念碑、環(huán)境造形物、象徴の造形物、記念の造形物などを公共造形物と明確に定め、區(qū)が管理できるようにした。具體的には、管理対象を作成?設(shè)置?提出、周辺環(huán)境の整備?維持、破損した場合の補(bǔ)修に必要な措置などをするようにした。また、主管部署で年1回以上の點(diǎn)検ができる條例上の根拠も用意した。

特に公共造形物を移設(shè)、撤去する場合は、建立した主體に通知し、區(qū)の都市空間蕓術(shù)委員會の審議結(jié)果に従うよう定めた。慰安婦像がむやみに撤去されないよう、一種の安全裝置を設(shè)けたことになる。

この報道に、韓國のネットユーザーは「真の愛國者」「國のプライドを守る行動を支持する」「少女像を守るために條例をつくる鍾路區(qū)を応援する。歴史はありのままの姿で守られるべき。日本が謝罪すれば許すことはできるが、絶対に忘れてはならない」など、鍾路區(qū)の條例改正案を歓迎するコメントが多く寄せられた。

その他、「日本の植民地支配から解放されて70年以上たったのに、慰安婦像を1體設(shè)置するだけでも『斷交する』と脅される。韓國は本當(dāng)に獨(dú)立したのだろうか？真剣に考える時だ」「慰安婦像は日本だけでなく、私たちにも間違った歴史を反省しようと伝えている」「日本の手下となって國民と戦う韓國政府は反省してほしい」などの意見もみられた。（翻訳?編集/堂本）