2017年2月28日、中國メディアの新華社が、日本の防衛(wèi)予算に関する三つの秘密について紹介する記事を掲載した。

記事は、2月27日に総額97兆4547億円となる2017年度予算案が衆(zhòng)議院を通過したことを紹介。そのうち防衛(wèi)予算は5年連続で増加し5兆1251億円となり、16年度と比べて710億円多く、1．4％増加したと伝えた。そしてこのように毎年防衛(wèi)費(fèi)が増大している背後には三つの秘密があるのだとした。

一つ目の秘密は、日本政府は補(bǔ)正予算という方法を通して実際には當(dāng)初の政府予算よりずっと多くの費(fèi)用を防衛(wèi)費(fèi)に當(dāng)てていることだ。17年度予算が衆(zhòng)議院を通過するおよそ1カ月前の1月31日、16年度第3次補(bǔ)正予算案が通過したが、防衛(wèi)費(fèi)は1706億円を占めていた。第3次補(bǔ)正予算案の実行は17年度に入ってからになる場合が多いため、実質(zhì)的に17年度の防衛(wèi)費(fèi)は5兆2957億円となり、12年と比べると実に約12％も増加することになると記事は主張した。

二つ目の秘密は、戦爭法ともいわれる新安保法のニーズに応えるため、離島防衛(wèi)強(qiáng)化に重點(diǎn)を置き、海外派兵型の軍備増強(qiáng)をしていることだ。それは、17年度はF―35戦闘機(jī)を6機(jī)（880億円）、オスプレイ4機(jī)（391億円）、新型潛水艦、（728億円）、C―2輸送機(jī)を3機(jī)（552億円）、水陸両用車を33両（233億円）、無人偵察機(jī)グローバルホーク（168億円）というように予算を當(dāng)てていることから分かるという。

三つ目の秘密は、武器購入によって米國のご機(jī)嫌をとっていることだ。日本が大量の武器を購入することで最も益を受けるのが米國の軍事産業(yè)であり、日本はトランプ大統(tǒng)領(lǐng)が掲げる米國製品の購入に歩調(diào)を合わせたのだと論じた。（翻訳?編集/山中）