2017年3月1日、韓國(guó)?聯(lián)合ニュースなどによると、韓國(guó)社會(huì)の消費(fèi)の不振が、「失われた20年」と呼ばれた日本の長(zhǎng)期不況當(dāng)時(shí)よりも萎縮していることが分かった。

韓國(guó)統(tǒng)計(jì)庁などによると、昨年の韓國(guó)の世帯別平均消費(fèi)性向（可処分所得に対する消費(fèi)支出の割合）は、前年に比べ0．9％ポイント下落し71．1％となった。これは、日本の平均消費(fèi)性向が最低となった1998年（71．2％）當(dāng)時(shí)よりも低い水準(zhǔn)だ。韓國(guó)の平均消費(fèi)性向は2012年から5年連続で毎年最低記録を更新しており、13年からは日本を下回っている。昨年7?9月期には71．5％と日本（74％）との差が拡大、同10?12月期には69．7％となり初めて70％を割った。

年齢層別にみると、15年基準(zhǔn)の50代の消費(fèi)性向は韓國(guó)が67．8％で、日本（72．0％）より4％ポイント以上低い。これが60代以上では韓國(guó)69．7％、日本88．6％と、その差がさらに拡大する。韓國(guó)では高齢者世帯が急速に増加していることから、消費(fèi)性向は今後さらに低下し、韓國(guó)経済が日本の「失われた20年」を後追いするとの懸念も出ている。

この報(bào)道に、韓國(guó)のネットユーザーからは「本當(dāng)に使える金がない」「給料は12年前と同じだけど、物価はずいぶん上がったように思う」「結(jié)局トリクルダウン効果（富裕層が経済的に豊かになることで、貧困層にも豊が分配されるという考え方）はなかった」「貯金もできず銀行口座の殘高はゼロ。食べたいものも食べられない」など、苦しい現(xiàn)狀に対し不満の聲が多く寄せられた。また、「日本と比較すること自體、無(wú)理がある」「日本が20年だったら、韓國(guó)は30年だろうな」「日本は高齢者の方が強(qiáng)者だ」など、日本と比較することへの意見(jiàn)もあった。（翻訳?編集/三田）