2017年3月1日、韓國?中央日報によると、國政に介入した疑いで逮捕され裁判を受けている崔順実（チェ?スンシル）被告が、人権侵害の被害を訴え、國連人権理事會への請願書の提出も辭さないとの立場を明らかにした。

崔被告を弁護するイ?ギョンジェ弁護士は同日、「検察は崔氏に対して弁護人以外の人との面會を禁止するよう求める申請書を裁判所に4回にわたって提出し、裁判所はこれを全て受け入れた」とし、「検察と裁判所が収監(jiān)者に対する人権を保護しないのなら、國際社會に訴える」と明らかにした。

ソウル中央地裁は2月21日、検察が提出した4度目の「非弁護人との接見?交通禁止」申請を受け入れた。崔被告が証拠隠滅や口裏合わせをする可能性があると判斷したためだ。これにより、崔被告は弁護人以外の人との面會、本や書類などの文獻の拘置所への持ち込みが禁止された。服や食べ物、薬は受け取ることができる。

これに対し、崔被告?zhèn)趣喜门兴螞Q定が出された翌日に「昨年10月31日に緊急逮捕されて以降、4カ月にわたり収監(jiān)生活を送っている。検察がすでに多くの証拠を収集した狀況で、被告人の人権が侵害されてはならない」とする內(nèi)容の意見書を裁判部に提出した。また、崔被告本人も裁判で、裁判官に「うつを患っているのに外部から本も受け取れず、本當(dāng)につらい狀況だ」と訴えた。

韓國の法律では、被告人に逃走や証拠隠滅の可能性があると判斷される場合、裁判所が非弁護人との接見を禁止できると定めている。裁判所関係者は「事件の重大性と証拠隠滅の可能性を考慮し、一時的に接見を制限せざるを得ないと判斷した」と説明した。

この報道に、韓國のネットユーザーからは「そこまでして世界に恥をさらしたいの？」「これ以上、韓國の顔に泥を塗らないで」「人権なんて言葉知らなかったでしょ？誰が教えたの？」「訴えてみなよ。潘基文（パン?ギムン前國連事務(wù)総長）のいない國連が崔順実のわがままを聞くわけない」「できることを全部やってみな。そうすれば一生を刑務(wù)所で過ごせる」など、崔被告の主張に批判的な聲が多く寄せられた。一方、「本の持ち込みまで禁止されたら何をして過ごせばいいの？死ねと言われているようなものでは？」「最低限の人権は保護すべき。裁判所の判決が出るまではまだ無罪なのだから」などと擁護する聲もみられた。（翻訳?編集/堂本）