2017年3月2日、中國(guó)のポータルサイト?今日頭條が、中國(guó)の昆布の起源は北海道だったとする日中共同の研究結(jié)果について紹介する記事を掲載した。

中國(guó)科學(xué)院海洋研究所の海藻種質(zhì)庫(kù)科研センターと北海道大學(xué)の四ツ倉(cāng)教授による共同研究の結(jié)果、中國(guó)の昆布は北海道が起源であることが分かったという。

研究チームは、マイクロサテライトを用いた多型解析によって、中國(guó)の昆布とロシア、韓國(guó)、日本の昆布を比較した。その結(jié)果、中國(guó)昆布の個(gè)體群の対立遺伝子數(shù)などが明らかに日本昆布の個(gè)體群より少なかったという。また、ほかの昆布の個(gè)體群と比べると、中國(guó)の昆布と日本の昆布の遺伝距離が最も近く、明らかな創(chuàng)始者効果が見(jiàn)られたという。

これに対し、中國(guó)のネットユーザーから、「昆布は日本からのものだからボイコットしないと」と、お決まりのコメントが寄せられた。

しかし、「日本の昆布は中國(guó)から來(lái)たものだ。わが國(guó)では數(shù)千年前から食べているんだ。専門家なんて當(dāng)てにならない」と主張するユーザーもいた。

他には、「北海道は俺たちのものだし」「心配はいらない。そのころの日本は中國(guó)に屬していた」というコメントもあったが、いずれにしてもこの研究結(jié)果に少なからぬ衝撃を受けているようだった。（翻訳?編集/山中）