2017年3月1日、米紙ウォール?ストリート?ジャーナルは、留學(xué)先の大學(xué)を卒業(yè)後、帰國の道を選ぶ中國人學(xué)生が増えていると報道した。

近年、留學(xué)生の數(shù)は大幅に増加し、2015年には50萬人超と、2000年の13倍の數(shù)字となった。教育部の統(tǒng)計によると、卒業(yè)後に帰國する留學(xué)生は2006年には33％だったが、ここ數(shù)年は80％にのぼる。

この要因として、學(xué)部生の留學(xué)が増えたことが指摘されている。博士課程の留學(xué)と比べ、海外での職探しが難しいからだ。また、留學(xué)先として人気の米國では、H?1B（専門職）ビザの申請數(shù)が規(guī)定枠を大幅に上回り、仕事が見つかってもビザを取得できるとは限らない。ビザを取得できない留學(xué)生は、さらに上の學(xué)位を目指すか、帰國してチャンスを探すことになるという。

一方、中國も帰國人材の起業(yè)支援を目的とした産業(yè)パーク建設(shè)など、留學(xué)生の帰國支援に力を入れている。2000年には約50カ所だった同種の産業(yè)パークが、現(xiàn)在は300カ所を超えた。中國グローバル化シンクタンクの王輝耀（ワン?フイヤオ）主任は、「中國はモバイルインターネットや高度な科學(xué)技術(shù)、創(chuàng)業(yè)環(huán)境等を提供し、米國同様のチャンスがある」と話す。また、北京市などは、高學(xué)歴の帰國留學(xué)生を呼び寄せるため、好條件を提示しているという。

31歳の馮楓（フォン?フォン）さんは、2014年に米ペンシルベニア大學(xué)を卒業(yè)し、教育學(xué)修士を得て、北京市で教育コンサルティング會社を設(shè)立した。彼女は、「ほとんどの友人が米國から帰國した。中國の方が仕事を探しやすく、チャンスも多いと思うからだ」と話しているという。（翻訳?編集/村崎）