中國(guó)が猛反発する在韓米軍の高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）配備問(wèn)題が先月末に大きな動(dòng)きを見(jiàn)せた。韓國(guó)國(guó)防部は韓國(guó)ロッテグループとミサイル配備に向けた用地交換契約を締結(jié)。中國(guó)メディアは連日のようにこの問(wèn)題を大々的に報(bào)道しており、環(huán)球時(shí)報(bào)は3日付の記事で再び「韓國(guó)人の反応」を取り上げた。

同紙は1日付の記事でも中國(guó)で働いた経験のある韓國(guó)人などの聲を伝えたが、今回は日本を意識(shí)しているという在中韓國(guó)人の反応をタイトルに持ってきている。この人物は北京にある韓國(guó)人會(huì)の責(zé)任者で、「韓國(guó)、中國(guó)の國(guó)民が相手國(guó)に対して持つマイナス感情が悪循環(huán)することが一番の心配」とコメント。同氏によると、過(guò)去20年間は韓國(guó)人の70?80％が中國(guó)人に対して良い印象を持っていたが、ここ半年でイメージは低下したという。

同氏はロッテが用地交換に応じたことに「悪循環(huán)が加速する」との懸念を示した上で、「両國(guó)國(guó)民が傷付け合うようなことがあってはならない」「両政府が配備前のなるべく早い時(shí)期に対話することを望む」などと主張。さらに自身の考えとして「日本、米國(guó)、中國(guó)の中で、韓國(guó)人が最も好感を持っているのは中國(guó)、最も嫌っているのは日本だと思う。韓國(guó)人は自尊心が強(qiáng)く、中國(guó)政府が韓國(guó)に圧力を掛け過(guò)ぎると一部の國(guó)民は『ばかにされた』と中國(guó)に反発するだろう」「日本との同盟関係を望まない韓國(guó)の民意が変われば、その時(shí)の東アジア情勢(shì)は…」と話し、中韓の緊張をきっかけに韓國(guó)人の気持ちが日本に傾くことが不安との考えを示した。

記事ではこのほか、中國(guó)在住のビジネスマン、留學(xué)生、レストラン経営者の聲も紹介されている。（翻訳?編集/野谷）