「中國は誠意だけでなく、強い抑止力も必要」と中國メディア、THAADめぐり韓國に圧力

Record China    2017年3月11日(土) 20時20分

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9日、中國メディア?環(huán)球時報は、韓國におけるTHAAD配備問題について「わが國は誠意や外交だけでなく、強い抑止力を持つ必要がある」との評論文を掲載した。寫真は北京の天安門。

2017年3月9日、中國メディア?環(huán)球時報は、韓國における高高度防衛(wèi)ミサイル(THAAD)配備問題について「わが國は誠意や外交だけでなく、強い抑止力を持つ必要がある」との評論文を掲載した。

評論文は「米國によるTHAAD配備に韓國政府が同意することに対してわが國はたびたび強く反対してきた。官民それぞれが各種対抗措置を次々打ち出しているが、これはとても必要なことだ。世界の主要な大國間にはある程度の戦略バランスが存在し、それが崩れれば衝突や戦爭が容易に起こる。その結(jié)果新たなバランスが生まれるのだ」と説明。

そのうえで「韓國が北朝鮮の核ミサイル開発を理由に対ミサイル設(shè)備を造ること自體は、理解できる。問題は、限度をわきまえたうえで的確な方法で臨めということだ。北朝鮮の脅威は主に強力な火器と短距離ミサイルによるものだが、THAADではそもそも対抗できない。それでいて、Xバンドレーダーは超長距離の偵察能力を持っており、ひとたび米國が持つ地域や世界の軍事システムとリンクすれば、中國にとって大きな脅威となる」と主張した。

そして「超大國同士である米中両國は、経済や文化で深い協(xié)力関係を持つ。しかし両國間には依然として戦略的な衝突も存在し、バランスの維持がアジア太平洋や世界の安全の基礎(chǔ)となる。わが國は覇権を求めないが、主権は斷固守る。単に誠意や外交に頼るのみならず、強い抑止力を持つことも必要だ。韓國がTHAADミサイルで親米反中の姿勢を誇示する中、わが國は挙國一致して、自國の戦略的抑止の有効性を守る意志と能力があることを米韓に示さなければならない」と論じた。(翻訳?編集/川尻

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