2017年3月5日、中國のポータルサイト?今日頭條が、日本の區(qū)役所について紹介する記事を掲載した。

記事が紹介したのは、荒川區(qū)役所だ。中國では役所などの建物は非常に大きくて立派な建造物が多いが、荒川區(qū)役所は6階建てで、見たところ築數(shù)十年が経過していると紹介した。

また、入り口は正面と左右の3カ所で、中に入るのに手続きなどは必要なく、入り口に守衛(wèi)がいるわけでもないと、中國との違いを強調(diào)。入口には足が不自由な人のための車いすが用意されており、無料で使用できることや、入ってすぐのところに総合案內(nèi)があって分からないことを親切に教えてくれると伝えた。

さらに區(qū)役所で働く公務(wù)員たちは、服裝がシンプルで、とても親切であり、お客が椅子に座っているときでも、窓口の人は立ったまま対応していると紹介。手続きが終わると、「ありがとうございました」とお辭儀するとも伝えた。

これに対し、中國のネットユーザーから、「これこそ真の國民のための奉仕だ」「これが本當の公僕だよな」など、區(qū)役所の対応を稱賛するコメントが多く寄せられた。

また、「日本の公務(wù)員はわれわれにサービスを提供し、中國の公務(wù)員はわれわれを管理する」と、日本と中國の違いを強調(diào)するコメントや、「こんな小さな建物で警備員もいないなんて、絶対にうそに決まっている」と、あまりの違いに驚くユーザーもいた。（翻訳?編集/山中）