<コラム>日本では聞いたことがなかった!「女性の日」を祝う中國ではこんな特典が

浦上 早苗    2017年3月8日(水) 15時20分

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中國に住んでいると、日本では聞いたことのない「記念日」に遭遇することがあった。そして、それらのいくつかは、最近になって日本にも“輸入”されている。11月11日の「獨身の日(ネットセールの日)」や、3月8日の「女性の日」がそうだ。寫真は上海。

中國に住んでいると、日本では聞いたことのない「記念日」に遭遇することがあった。そして、それらのいくつかは、最近になって日本にも“輸入”されている。11月11日の「獨身の日(ネットセールの日)」や、3月8日の「女性の日」がそうだ。

3月8日は、正確には「國際女性デー」という。米國で1904年、女性労働者による?yún)⒄丐蚯螭幛毳钎猡肖铯欷咳栅摔沥胜螭扦?、後に國連が女性の地位向上や社會參畫を訴えるための日として定めた。

中國生活1年目、住んでいた留學(xué)生寮で、トルコ人から「おめでとう!」と聲を掛けられた。キッチンではコンゴ人から再び「おめでとう」。その夜、彼女たちに誘われた私は、「女性の日」を祝う宴會に加わった。そうして「女性の日」の存在や、祝う國とそうでない國があることを知った。

中國は「祝う國」の方だ。勤務(wù)していた大學(xué)ではこの日、教職員食堂でビールが振る舞われ、女性教員はプレゼントを受け取る。しかし同僚たちは喜び半分で、「友達の會社はギフト券をもらった」「普通の會社なら女性は半休になるのに……」と愚癡りあっていた。

日本人女性から見て、中國人女性は十分に強い。本來、「女性の地位向上を求める日」である女性デーは、この國には必要でない気もするが、逆に女性が十分に強いからこそ、「女性の日」に當(dāng)然の権利として、ギフト券や半休を要求できるのかもしれない。

■筆者プロフィール:浦上早苗

大卒後、地方新聞社に12年半勤務(wù)。國費留學(xué)生として中國?大連に留學(xué)し、少數(shù)民族中心の大學(xué)で日本語講師に。並行して、中國語、英語のメディア?ニュース翻訳に従事。日本人役としての映畫出演やマナー講師の経験も持つ。

■筆者プロフィール:浦上 早苗

1974年生まれ、福岡市出身。早稲田大學(xué)政治経済學(xué)部卒業(yè)、九州大學(xué)大學(xué)院経済學(xué)府修了。大卒後、地方新聞社に12年半勤務(wù)。その後息子を連れ、國費留學(xué)生として大連に博士課程留學(xué)…するも、修了の見通しが立たず、少數(shù)民族中心の大學(xué)で日本語講師に。並行して、中國語、英語のニュース翻訳に従事。頼まれて映畫に日本人役として出たり、マナー講師をしてみたり、中國人社會の中で、「日本人ならできるだろ」という無茶な依頼に、怒ったりあきれたりしながら付き合っています。マスコミ業(yè)界の片隅に身を置いている経験から、日米中のマスから見た中國社會と、私の小さな目から見たそれの違いを少しでもお伝えできれば幸いです。

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