韓國市場で存在感増す中國ブランド、中韓関係悪化の影響は?―韓國メディア

BRIDGE    2017年3月9日(木) 8時30分

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韓國の2016年の対中輸出額は約14兆1660億円に上り、中國は韓國にとって最大の輸出先となった。一方、韓國市場では近年、中國ブランドの存在感が高まっている。寫真はキムチ。

在韓米軍の高高度防衛(wèi)ミサイル(THAAD)問題で関係悪化が注目されている中韓だが、この狀態(tài)が続けば両國の貿(mào)易にはどのような変化が生じるのだろう。中國は韓國にとって最大の輸出先となる一方、韓國市場では近年、中國ブランドの存在感が高まっているという。

參考消息網(wǎng)が韓國?聯(lián)合ニュースの報道として8日報じたところによると、韓國の2016年の対中輸出額は1244億3000萬ドル(約14兆1660億円)に上り、中國は韓國にとって最大の輸出先となった。同年の中國からの輸入額は869億8000萬ドル(約9兆9000億円)。中國の主要輸出品は半導(dǎo)體、無線通信設(shè)備、コンピュータだが近年は食品などもシェアを拡大、青島ビールはその一例で、ある大手ディスカウントストアで今年1-2月に売れた輸入ビールの中で最も良い売れ行きを示したという。韓國當(dāng)局のデータによると、韓國が2016年に輸入した中國産ビールは3萬6159トンと2010年の7倍強に増えた。

このほか、2016年に韓國が中國から輸入したキムチは過去最高の25萬トンに達(dá)したとのデータもある。中國からの海産物輸入は同年に初めて12億ドル(約1370億円)を突破。中國のスマートフォンや家電、自動車メーカーも韓國市場に參入しており、北京汽車は今年1月、中型SUV「Kenbo 600」を発表した。価格の安さが消費者に受け、第1陣の120臺は約1カ月で完売したという。(提供/Bridge?編集/Yamaguchi)

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