2008年3月26日、蘭州新聞網(wǎng)の報(bào)道によると、現(xiàn)在、過(guò)度の採(cǎi)取による生息環(huán)境の変化により、甘粛省における野生の冬蟲(chóng)夏草は絶滅の危機(jī)に瀕しているという。

【その他の寫(xiě)真】

07年、漢方薬の材料となる野生の冬蟲(chóng)夏草の産地価格は1kg4．8萬(wàn)元（約72萬(wàn)円）。野生は薬効が高く高価で、需要が増加しており、それにより近年、冬蟲(chóng)夏草の採(cǎi)取と環(huán)境破壊が進(jìn)み、生息地の縮小を招いている。

甘粛省甘南チベット自治州、隴南市などでは、毎年、地元の人々だけでなく、數(shù)萬(wàn)人に上る人々が近隣から押し寄せ野生の冬蟲(chóng)夏草を採(cǎi)取している。過(guò)度の採(cǎi)取は冬蟲(chóng)夏草の成長(zhǎng)に必要な環(huán)境條件を損い、生存を危うくさせる。

野生の冬蟲(chóng)夏草は高山の草原で成長(zhǎng)するが、その生育環(huán)境は特殊で、溫度、濕度、植生、土壌などの環(huán)境條件が非常に限られている。生育期間が長(zhǎng)いため、自然條件の下での繁殖率は低い。そのため一部地區(qū)の植生破壊、亂獲が野生の冬蟲(chóng)夏草の生育環(huán)境を著しく破壊している。（翻訳?編集/YY）