2008年3月25日、広東省が発表した「2007年広東省環(huán)境質(zhì)量狀況公報」から、広州市、深セン市の飲用水水源の水質(zhì)が合格基準(zhǔn)に達(dá)していなかったことが分かった。人民ネットが報じた。

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広東省環(huán)境保護(hù)局によると、07年、省直轄の21市で飲用水が合格基準(zhǔn)に達(dá)しなかったのは広州市と深セン市だけだった。海岸付近の水質(zhì)管理區(qū)67か所の水質(zhì)の合格率は95．5％で、汚染が深刻だったのは広州市の珠江口海域と深セン灣海域。とくに広州市の大気の質(zhì)は著しく低下しており、重度の酸性雨が確認(rèn)された。酸性雨地域には広州市のほか、韶関（シャオグワン）市、深セン市、珠海市、仏山（フォーシャン）市など8つの市が指定されている。

これに対し同局関係者は、「広東省の環(huán)境汚染は深刻で、複合汚染の改善は非常に難しい」と話す。地方行政には二酸化硫黃と化學(xué)的酸素要求量の削減を環(huán)境保護(hù)の指標(biāo)としていないところが多く、経済発展の推進(jìn)と同時に科學(xué)に基づく発展観を植え付ける必要があるという。また、07年の省內(nèi)GDPは14．5％だったが、同省の環(huán)境保護(hù)政策は、江蘇省、浙江省、上海市などの東部発展地區(qū)と比べ、汚水処理工場の建設(shè)、汚水処理費徴収などの面で後れを取っているとも。

広東省環(huán)境保護(hù)局は、08年を省內(nèi)の汚染を改善する上で重要な年とし、今後は生産能力の低い鉄鋼所などの閉鎖、製紙業(yè)など汚染を招く企業(yè)への強(qiáng)制検査の実施、審査の厳格化、排気ガス量の多い車両の淘汰など、さらに厳密な環(huán)境保護(hù)政策を?qū)g施し、経済発展の方向転換に力を入れていくという。（翻訳?編集/汪葉月）