2017年3月9日、中國メディアの環(huán)球網(wǎng)は、日本メディアの報道を引用し、中國とフィリピンの両政府が7日、中國による経済支援の事業(yè)內(nèi)容について合意したと伝えた。援助総額は34億ドル（約3800億円）に上る。

中國とフィリピンは7日、マニラで経済貿(mào)易協(xié)力合同委員會を開き、中國の鍾山（ジョン?シャン）商務(wù)相とロペス貿(mào)易産業(yè)相が支援事業(yè)について合意した。優(yōu)先的に行う事業(yè)として、マニラからレガスピまでの650キロメートルを結(jié)ぶ鉄道路線の建設(shè)や、ダム開発、地方のかんがい整備を行うという。

さらに、マニラを流れる川に架ける2つの橋の建設(shè)資金を中國が支援するほか、電子商取引、電気自動車、鉄鋼などの分野では中國企業(yè)の參加を促し、石油化學(xué)や航空機部品製造、造船などの分野でも協(xié)力を探るという。この合意で、昨年10月にドゥテルテ大統(tǒng)領(lǐng)が訪中した際に、習(xí)近平國家主席との會談で取り付けた支援を?qū)g行に移すことになる。

これに対し、中國のネットユーザーから「あの頃、愛國青年たちはバナナをボイコットしていたのに…」「一時はフィリピンをボイコットしていたのに、なんで今は援助するんだ？」と変わり身の早さを指摘するコメントが寄せられた。

しかし、「去年のボイコットは無駄じゃなかった。フィリピンは恐くなったのだろう」「ボイコットが功を奏した。フィリピンは最終的に爭うことをやめ、自分から友好関係を求めてきたんだ」という主張もあった。

他には、「やっぱりフィリピンはすごいよ。お金を出させたのだから」「34億ドルあれば、中國のすべての子供の學(xué)費問題を解決できるのに」などの意見もあった。（翻訳?編集/山中）