Record China 2017年3月10日(金) 6時10分
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9日、中國メディアの京華網(wǎng)が、ユニ?チャームと花王という2大紙おむつメーカーが中國市場において異なる販売戦略を取っているとする記事を掲載した。
2017年3月9日、中國メディアの京華網(wǎng)が、ユニ?チャームと花王という日本の2大紙おむつメーカーが中國市場において異なる販売戦略を取っているとする記事を掲載した。
記事はまず、2016年度の中國を中心とするアジア地區(qū)におけるユニ?チャームの営業(yè)利益が223億円となり、前年同期比で30%減少したことを紹介。1995年に中國市場へ進出して以來、「現(xiàn)地生産、現(xiàn)地販売」を販売戦略として、上海、天津、揚州に5カ所の工場を有しているが、この販売戦略が行き詰っているという。
ユニ?チャームは、多くの中國人消費者が、わざわざ日本に行って購入したり、海外代理購入の方法で日本製の紙おむつを購入したりすることを好む傾向があると分析しているという。これは主に、多くの中國人消費者が、同じブランドでも國內(nèi)で生産した製品より輸入品の方が質(zhì)が高いとの考えが強いためのようだ。そのためユニ?チャームは、今後は越境電子商取引に力を入れるという。
ところが、もう一方の紙おむつメーカーの巨頭?花王は、引き続き「現(xiàn)地生産」の販売戦略で、中國工場の設(shè)備投資を拡大している。花王がこのような戦略を取ることができるのは、過去5年間の中國市場における売り上げが好調(diào)なことにあるという。
花王は最近、5年にわたる上海家化との提攜を解消したが、これまで上海家化の強力な販売ネットワークによって売り上げを伸ばしてきた背景があると記事は分析。そのため業(yè)界関係者からは、上海家化の販売ネットワークを失った花王は、今後どのように販売を展開していくのか、見守る必要があるとの見方があると伝えた。(翻訳?編集/山中)
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