韓國で生活苦から逃れるため自ら刑務所に入る人が増加=「日本の話かと思っていたが…」と韓國ネットはため息

Record China    2017年3月10日(金) 7時40分

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8日、韓國?聯合ニュースなどによると、日々の生活苦から逃れ衣食住の心配の要らない刑務所生活を送ろうと、進んで犯罪に手を染める例が韓國で相次いでいる。寫真は韓國の警察車両。

2017年3月8日、韓國?聯合ニュースなどによると、日々の生活苦から逃れ衣食住の心配の要らない刑務所生活を送ろうと、進んで犯罪に手を染める例が韓國で相次いでいる。

今月2日午前7時ごろ、忠清北道(チュンチョンブクド)にあるコンビニエンスストアに、兇器を持った20代の男が押し入った。男はこのコンビニの常連客で、犯行時も身元を隠すための帽子やマスクは著けていなかった。そしてたばこ1箱と現金10萬7000ウォン(約1萬600円)を奪うと、店員に「警察に通報してくれ」と頼んだという。男は警察の調べで「事業(yè)を始める準備をしていたがうまくいかず、刑務所に行くため犯行に及んだ」と供述、強盜容疑で逮捕された。

同じ日の午前2時ごろ、忠州(チュンジュ)市內のコンビニに酔って現れた男は、店で大聲を上げ、売り物のドリンクを放り投げるなど暴れたため業(yè)務妨害の容疑で逮捕された。「日雇いの生活が苦しく、いっそ刑務所に行こうと思いやった」という男は前科5犯だった。

先月3日には、釜山(プサン)市のコンビニで男が兇器を盜むと、店員に「刑務所に入りたい。警察に通報しろ。銀行のATMに行って人を脅かしてやる」と言い放ち逃げ去った。男は警察の調べで「ネットカフェやサウナ、工場などで働きながら生計をつないできたが、金がなくなって腹も減り、刑務所に行こうと決心した」と供述した。

専門家らは、自ら刑務所行きを選ぶ人たちの中には前科のある人も多いとし、最近は冬の寒さも手伝ってこうした事件が増えていると分析している。

この報道に韓國のネットユーザーからは「國がなんてざまだ…」「李明博(イ?ミョンバク前大統(tǒng)領)と樸槿恵(パク?クネ大統(tǒng)領)の9年で國が壊れてしまった」「ただ泣けてくる」「前科がなくて真面目に生きていても仕事がない世の中だ」「透明?公正な社會を実現できない僕らの姿だ」「國中が刑務所みたいなもの」など、國の現狀を憂える聲が數々寄せられている。

そうした聲の中で多くの共感を得たのは、「數年前、日本ではこういう人が多いというニュースを見た気がするが、これからは韓國でも増えていくのか」「日本の刑務所にいる囚人の半分は、金がなくて自発的に入った人らしい。韓國もすぐに、高齢化と雇用の不足で治安がめちゃくちゃになるだろう」と、日本の狀況に言及したものだった。(翻訳?編集/吉金

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