2017年3月10日、韓國(guó)?聯(lián)合ニュースによると、昨年、日本の國(guó)寶仏像と初めて同時(shí)展示され注目を集めた韓國(guó)の國(guó)寶第78號(hào)「金銅彌勒菩薩半跏思惟（はんかしゆい）像」（韓國(guó)國(guó)立中央博物館蔵）の一部に亀裂が見つかり、修復(fù)が行われることになった。

この像は、高句麗?百済?新羅の三國(guó)時(shí)代の6世紀(jì)後半に制作された高さ80センチほどの仏像で、ほほ笑みを浮かべた表情、半跏趺坐（ふざ）、身にまとっている天衣の流れのあるデザインなどが特徴とされている。昨年には同像が日本の國(guó)寶「木造菩薩半跏像」（7世紀(jì)、奈良?中宮寺門跡蔵）と一堂に會(huì)し、日韓両國(guó)で初となる大型半跏思惟像の特別展も開催されていた。

韓國(guó)文化財(cái)庁と國(guó)立中央博物館によると現(xiàn)在、同像の寶冠と右肩部分、また左足の土臺(tái)部分に亀裂や欠失が見つかっており、5月31日まで接合?補(bǔ)強(qiáng)する作業(yè)が行われる予定だという。國(guó)立中央博物館の関係者は「仏像の狀態(tài)は深刻なものではなく予防としての保存処理を行う。文化財(cái)委員の諮問(wèn)を経て、慎重に作業(yè)していきたい」と話している。

これを受け、韓國(guó)のネットユーザーからは「修復(fù)するならしっかりしてくれ。崇禮門（通稱?南大門。韓國(guó)の國(guó)寶第1號(hào)）みたいなずさんな修理はやめてほしい。どうして子孫が先祖より駄目なんだろう」「変に觸って壊すことないよう、しっかり直してね」と修復(fù)技術(shù)を心配するコメントや、「半跏思惟像はその蕓術(shù)的価値だけでも韓國(guó)の誇り。海外のどの文化財(cái)にも劣っていない。しっかり管理して」「それよりもしっかり保管してほしい」と管理體制の強(qiáng)化を求めるコメント、「手を加えずにそのまま保存して」「保存とは、壊れたらそのままの狀態(tài)にしておくこと」と保存を主張するコメントなど、さまざまなコメントが寄せられている。

中には、「國(guó)寶？韓國(guó)から盜んで國(guó)寶にした泥棒も同じ」「日本の仏像は倭寇のやつらが盜んでいった仏像じゃない？」と怒りの矛先を日本に向けたコメントもみられた。（翻訳?編集/松村）