■■■■■2008年03月27日■■■■■

【その他の寫真】

內(nèi)紛勃発の中國女子サッカー代表、新監(jiān)督がようやく決定

中國女子サッカー代表の次は『出戻り』監(jiān)督…

前監(jiān)督のエリザベス氏の更迭から続いていた新監(jiān)督選びにようやく決著がついた。26日のネットメディア華奧星空の報(bào)道によると、中國サッカー協(xié)會(huì)は、女子サッカー代表の次期監(jiān)督に、元女子代表監(jiān)督で、現(xiàn)在、女子クラブチームの監(jiān)督を務(wù)めている商瑞華氏を選んだということだ。

商瑞華氏は1987年11月、中國女子代表の創(chuàng)成期に2人目の監(jiān)督として就任。6年間、監(jiān)督を務(wù)めたのち、各クラブチームやユース代表の指導(dǎo)者を務(wù)めてきた人物。

中國サッカー協(xié)會(huì)は、北京五輪まで殘り5か月足らずという緊迫した情勢(shì)の中、「中國サッカーを良く知る」「中國人」という條件の中で人選を進(jìn)めていたが、すでに指導(dǎo)者としての実績(jī)もあり、選手からの信望も厚い商氏が『出戻り監(jiān)督』として、チームを率いることになったというわけだ。

女子サッカー代表は、五輪までチームを率いることになっていたドマンスキー氏が去年の女子W杯での成績(jī)の責(zé)任を取る形で退任。だが、その後就任したエリザベス氏はチーム代表との確執(zhí)が表沙汰となり、結(jié)局、更迭された。詳しくは以下のエントリーを見てほしい。

http://www．plus-blog．sportsnavi．com/asa8043/article/380

人選としては、『落ち著くところに落ち著いた』という感じだろう?！氨痉堡蓼扦螘r(shí)間を考えれば、一からチームに溶け込まなければならない人物を據(jù)えるわけにはいかず、またこれまでの実績(jī)からしても、『無難な選択』といえる。

ただ、前任のエリザベス氏はともかく、協(xié)會(huì)やファンから全幅の信頼を置かれ、ある程度、成果を挙げていたドマンスキー氏にまで逃げられてしまった中國の監(jiān)督人事には疑問を持たざるを得ない。

素質(zhì)、身體能力とも世界で十分に戦える力を持つ中國女子代表。そこに『テクニック』と『スピード』を加えるべく招いた史上初の外國人監(jiān)督だったが、たった2人、しかも道半ばで頓挫してしまったことになる。

＜注：この文章は筆者の承諾を得て個(gè)人ブログから転載したものです＞

■筆者プロフィール：朝倉浩之

奈良県出身。同志社大學(xué)卒業(yè)後、民放テレビ局に入社。スポーツをメインにキャスター、ディレクターとしてスポーツ?ニュース?ドキュメンタリー等の制作?取材に関わる?，F(xiàn)在は中國にわたり、中國スポーツの取材、執(zhí)筆を行いつつ、北京の「今」をレポートする中國國際放送などの各種ラジオ番組などにも出演している。