2017年10月3日、日本時(shí)間5日午後8時(shí)に発表される今年のノーベル文學(xué)賞受賞者の有力候補(bǔ)ランキング上位に韓國(guó)人の名が浮上したことを受け、韓國(guó)メディアがこぞって「韓國(guó)人の受賞可能性が急上昇」と報(bào)じるなど盛り上がりを見(jiàn)せている。

世界最大規(guī)模のブックメーカー、英ラドブロークスが3日発表した受賞者予想で、韓國(guó)の詩(shī)人?高銀（コ?ウン）氏（84）の名が前日の10番人気から一気に4位に急上昇した。韓國(guó)メディアはこれについて、ノーベル文學(xué)賞の選考を行うスウェーデン?アカデミーが今年の受賞者発表を5日に確定したことを受けての「急上昇」と分析している。

韓國(guó)の専門(mén)家の間でも高氏受賞への期待は高まっているという。編集文化実験室のチャン?ウンス代表は「今年が高銀にとって最後かつ最高のチャンスになるかもしれない」とした上で、「韓國(guó)の民主主義を代弁するろうそく集會(huì)に積極的に參加し、民主主義を取り戻すための文章を書(shū)いたことが（高氏が受賞に近づいた）最大の理由だ」と述べた。高氏は先だって、韓國(guó)の樸槿恵（パク?クネ）前政権を追い詰めることになった市民集會(huì)を支持する詩(shī)集『千萬(wàn)ろうそくの?！护蛟?shī)人ら60人と共同で出版した。

また出版社「ウネンナム（イチョウの木）」のイ?ジニ編集主幹は「毎年、受賞者を大陸別に案配するノーベル賞の慣行を考えると、今年はアジアか第三世界の作家が受賞する確率が高く、相対的に高銀に有利だ」と指摘した。

ラドブロークスの3日の予想ではケニア出身の作家グギ?ワ?ジオンゴ氏が1番人気、村上春樹(shù)氏は2位につけている。

韓國(guó)では複數(shù)のメディアが「今度こそ高銀がノーベル賞を？」などと見(jiàn)出しを打ち期待感たっぷりの記事を報(bào)じているが、意外なことに、これに同調(diào)するネットユーザーの聲は見(jiàn)當(dāng)たらない?！笟澳隁澳辍ⅴ惟`ベル、ノーベル、ノーベル、本當(dāng)にもうやめなよ」「こんな記事ばかり、こっちが恥ずかしくなる」「頼むから賞をください、と懇願(yuàn)してるみたいだ」「もう何十年も同じ話題を目にしているが…」「“ノーベル執(zhí)念賞”でもできたのか？」といったコメントが並び、韓國(guó)國(guó)民も毎年この時(shí)期に起こる「空騒ぎ」にうんざりしている様子が分かる。

また「韓國(guó)人すら知らない高銀がなぜ有力候補(bǔ)？笑える」「どんな作品を出してるかも知らないんだが…」と、高氏の韓國(guó)國(guó)內(nèi)での認(rèn)知度や評(píng)判をうかがわせるコメントも。

さらに「高銀の前に（村上）春樹(shù)がいるのに、もらえるわけがないだろう」「日本の右傾化に反対した村上春樹(shù)が受賞すべきだ」と、村上氏を推すコメントも多數(shù)の共感を集めていた。（編集/吉金）