2017年7月6日、韓國(guó)の鉄道を管理?運(yùn)営する韓國(guó)鉄道公社（KORAIL）が、高速鉄道KTXの座席數(shù)を増やすためとして、安全規(guī)定や手続きを無(wú)視したまま特等室の車両を一般室に改造していたことが分かった。韓國(guó)?中央日?qǐng)?bào)などが伝えた。

韓國(guó)國(guó)土交通部は同日、KORAILによる舊型KTX車両の改造過(guò)程で安全関連規(guī)定が守られていなかったとして、6月27日にKORAILに対し履行中止命令を下したことを明らかにした。國(guó)土部関係者は「KORAILが列車の安全に影響を及ぼし得る座席の改造を國(guó)土部の承認(rèn)なく行った。外部機(jī)関の安全點(diǎn)検を受けた上で改造を進(jìn)めるよう指導(dǎo)し、同座席の予約販売中止を命じた」としている。

KORAILは先月、舊型KTX車両の特等室4両のうち1両（35席）を一般室（55席）に改造し、1日當(dāng)たり3180席を追加供給するとの計(jì)畫を発表していた。新型のKTXは特等室は1両のみの編成だが、初期モデルである舊型には4両設(shè)けられており、座席不足が問(wèn)題となっていたという。

今回の違法な改造について、専門家からは「KTXは座席數(shù)に伴う荷重などを総合的に考慮して設(shè)計(jì)されている。中途半端な改造で荷重が変われば安全性が低下しかねない」「數(shù)百人が乗るKTXを公企業(yè)が違法に改造したことは納得できない」と懸念や批判の聲が上がっている。

一方、國(guó)土部は「座席を追加で確保するとの趣旨には共感するが、安全関連規(guī)定を守って行うべきだ」とし、KORAILがすでに改造作業(yè)を中斷したことを確認(rèn)、再開に當(dāng)たり規(guī)定が守られているか徹底して監(jiān)督する計(jì)畫としている。

こうした報(bào)道を受け、韓國(guó)のネットユーザーからは「セウォル號(hào)がもう忘れられてしまったのか」「改造だなんてセウォル號(hào)と同じじゃないか。この國(guó)は毎日この調(diào)子で本當(dāng)にうんざりだ」「國(guó)民の命を擔(dān)保に商売するとは」「本當(dāng)にクリーンな機(jī)関というのがどこかにあるのか疑問(wèn)だよ」など、KORAILや公共機(jī)関に対する批判の聲が相次いでいる。

また、「それで、処罰は？」「引っ掛からなかったら知らずにそのまま乗ってたね」「安全規(guī)定を知らずにやったのかな？それとも、引っ掛かっても大して問(wèn)題ないからやったのかな？たぶん後者だろう」など、違反への処罰に言及するコメントも。

さらに、特等室改造が先月すでに発表されていたことについて「改造の報(bào)道の時(shí)には何の話も出なかったのに」と疑問(wèn)の聲や、改造と安全の関連について「座席の再配置で荷重が変わって危険だというなら、立ち席切符を売ること自體がおかしいと思うが？」との指摘もあった。（翻訳?編集/吉金）