子どもの話をしたら罰金?不況が続く韓國社會の現(xiàn)狀とは=韓國ネット「これが正常な社會と言える?」

Record China    2017年5月9日(火) 9時30分

拡大

8日、韓國メディアによると、景気低迷による就職難が続く韓國で、20?30代の子どもの度重なる就職失敗に極度のストレスを感じる親が増えている。子どもの就職問題が親の社會生活や友人関係に悪影響を及ぼすケースまで発生しているという。寫真は韓國。

2017年5月8日、韓國?ヘラルド経済によると、景気低迷による就職難が続く韓國で、20?30代の子どもの度重なる就職失敗に極度のストレスを感じる親が増えている。子どもの就職問題が親の社會生活や友人関係に悪影響を及ぼすケースまで発生しているという。

ソウルに住むアン?ヒョインさん(58)が所屬する地元の主婦の會には最近、「子どもの話を10分したら1萬ウォン(約1000円)の罰金を払う」との規(guī)則ができたという。會員の全員が就職や結(jié)婚の適齢期に入った子どもを持っているため、子どもの話を不愉快に感じる人を配慮しようとの趣旨だという。アンさんは「子どもの就職や結(jié)婚の話をしたい會員の中には罰金を払って話をする人もいた」とし、「就職や結(jié)婚が難しい20?30代の子どもを持つ50?60代の親の現(xiàn)実を反映している」と指摘した。

経済的に獨立できない子どもが増え、非自発的に「カンガルー族(成人してからも親と同居したり、経済的に親に依存している若者)」の親になるケースも多いという。韓國の求人求職サイトが先月、20?30代の男女1724人を?qū)澫螭苏{(diào)査した結(jié)果、50.2%が「私はカンガルー族」と回答した。また、「親に経済的に依存している」と答えた人は90.6%で、固定収入のある社會人の中でも84.3%が親に経済的に依存していることが分かった。昨年11月の韓國労働研究所の報告書でも、青年就業(yè)者4290人のうち53.2%が「親が生活費を負(fù)擔(dān)している」と答えた。

さらに、就職難とともに晩婚ブームが広がっており、子どもの結(jié)婚問題も50?60代の親の悩みの種になっているという。會社員のイ?ギョンスクさん(60)は「結(jié)婚の場合、大學(xué)卒業(yè)、就職、経済的余裕などの條件が備わった場合に可能なこと」とし、「無事に子どもを結(jié)婚させた友達(dá)が羨望の対象になることもある」と話した。ソウル大學(xué)心理學(xué)科のクァク?クムジュ教授は「子どもの出世を自分のことのように願い、満足するのは人間の本性」とし、「韓國は世界のどの國よりも他人との比較を通じて剝奪感を抱くという特徴があるため、その本性がよりはっきりと表れる」と説明した。

この報道に対し、韓國のネットユーザーからは「他人と比較する文化自體が間違いなのでは?」「子どもの社會的な成功がなぜ両親の勲章になるのか。親は自らの幸せを追求するべき」「子どもの自慢話ばかりする人は劣等感の強い人」「就職して結(jié)婚することが最高の親孝行になってしまったようだ。昔は當(dāng)然のことだったのに」「息子の苦労話をすれば1萬ウォンもらえるのか?それなら僕の母親は大金持ちになれる」「比べられるのが嫌で親戚との縁を切った。これが正常な社會と言えるだろうか?」など不満や疑問の聲が多くみられた。

一方で「カンガルー族は偏見を生む言葉。家族と一緒に住むことはごく當(dāng)たり前のことなのに」「友達(dá)の自慢話も聞いてあげられないの?」と指摘する聲も寄せられている。(翻訳?編集/堂本

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜