中國(guó)の著名鉄道専門家で全國(guó)人民代表大會(huì)（全人代）代表を務(wù)める王夢(mèng)恕氏は13日、國(guó)內(nèi)を運(yùn)行中の高速鉄道に関し、「現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で時(shí)速引き上げが行われることはない」と発言した。

中國(guó)では2016年7月、中國(guó)が自主設(shè)計(jì)、自主開(kāi)発した高速鉄道が時(shí)速420キロですれ違うという実験が実施された。相対速度は時(shí)速840キロ。この件について中國(guó)青年網(wǎng)の取材を受けた王氏は「このような速度は1つの研究にすぎず、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で応用が検討されることはない」と語(yǔ)り、「現(xiàn)在運(yùn)行中の高速鉄道の設(shè)計(jì)速度は時(shí)速350キロだが、実際の場(chǎng)面で300キロを超えることは基本的にはない」と説明、時(shí)速引き上げが行われない理由として「安全、コスト、効率」を挙げた。

同氏によると、時(shí)速引き上げで安全上のリスク上昇、電力消費(fèi)量の拡大が考えられるほか、減速により多くの時(shí)間を必要とするため全體で見(jiàn)ると時(shí)間短縮につながらない可能性もあるという。（提供/Bridge）