2017年3月21日、韓國?ソウル新聞によると、1週間に1回の頻度で裁判を受ける女子大學(xué)生のエピソードが紹介され、話題となっている。

フリージャーナリストの「メディアモング」は15日、YouTubeに「1カ月に4回の裁判を受ける大學(xué)生の事情」と題する動畫を掲載した。動畫の主人公キム?セムさん（24）はソウル?淑明女子大學(xué)の學(xué)生で、舊日本軍慰安婦問題解決のための大學(xué)生ネットワーク「平和の蝶」で活動している。キムさんは「現(xiàn)在4件の裁判を受けている。公判のため1カ月に4回も裁判所を訪れている」と明らかにした。

キムさんは14年に農(nóng)民大會に參加した際、警察に連行され初めて起訴された。その後、15年には國定教科書に反対してソウル光化門広場のイ?スンシン像を占拠し、デモを行ったとして起訴された。さらに、同年末の日韓慰安婦合意に関連し、抗議するため日本大使館を訪問した、慰安婦像の前で座り込みをして記者會見に參加したとの理由でそれぞれ起訴された。

キムさんは現(xiàn)在、警察と検察による取り調(diào)べを受ける中で精神的苦痛を受けているという。キムさんは「大學(xué)生として検察庁や裁判所に行くということ自體が普通の経験ではない。精神的に圧迫されている」とし、「強(qiáng)圧的な雰囲気で取り調(diào)べを受けるのは恐ろしくてストレスだ。間違ったことはしていないのに被告人席に座り弁論するのは難しい」と主張。さらに、「1カ月に4回も裁判を受けるので大學(xué)の授業(yè)にも支障が出ている。判決後の罰金などの問題も大きな負(fù)擔(dān)になっている」と明らかにした。

また、キムさんは自身が起訴されたことについて、「誰かが當(dāng)然しなければならないことをしただけ。私は元慰安婦の前でも歴史の前でも恥ずかしくないことをした」と強(qiáng)調(diào)し、「私に罪があるとすれば、それは慰安婦像を守った罪、元慰安婦を支えた罪しか考えられない」と述べた。これに対し、メディアモングは「私たちが応援し、行動を支持した學(xué)生らがつらい思いをしている。目を背けずに力を貸してほしい」と呼び掛けている。

この記事は韓國で注目を集め、1000件を超えるコメントが寄せられている。中にはキムさんを応援する聲が多く、「彼女こそが今の時(shí)代の知識人。私たちに恥ずかしくない行動を見せてくれている」「彼女のような人がいるから韓國はまだ大丈夫だと思える」「1人じゃない。全國民が応援している」「21世紀(jì)の獨(dú)立運(yùn)動」「弱者の味方をすることがなぜ罪になるの？若い學(xué)生に申し訳ない」などのコメントが多數(shù)の共感を得た。

一方で「それを覚悟の上で行動したのではないの？」「どんな立派なことも法が許す範(fàn)囲で行うべき。法と秩序を守っていれば拍手したのに」などのコメントも寄せられた。（翻訳?編集/堂本）