日本人と中國人、韓國旅行の「目的」に違い―韓國観光公社

Record China    2019年6月13日(木) 15時20分

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韓國観光公社は12日、「2018年日中観光客実況調(diào)査」の中で、「日本と中國の観光客の旅行の好みは大きく異なる」と指摘した。寫真はソウル。

韓國観光公社は12日、「2018年日中観光客実況調(diào)査」の中で、「日本と中國の観光客の旅行の好みは大きく異なる」と指摘した。同日、シンガポールの華字紙?聯(lián)合早報が伝えた。

同社によると、日本人観光客が好きな韓國の都市は、1位がソウル(73%)で、続いて釜山(16.5%)、釜山周辺の京畿道(キョンギド)エリア(8.9%)となっている。それに対し、中國人観光客のランキングは上から、ソウル(79.1%)、済州(チェジュ)島(13.3%)、京畿道エリア(11%)となった。また、日本人観光客は平均して6.1回韓國を訪れるのに対し、中國人観光客は4回という結(jié)果になったという。しかし、韓國での平均滯在期間に関して、日本人は3.9日だったのに対し、中國人は2倍以上の8.2日となった。

続いて、同社は「日中観光客の旅行スタイルも大きく異なる」と指摘。韓國旅行の目的について、日本人の42.4%が「グルメ」と答えたのに対し、中國人の33.4%は「ショッピング」と回答したという。このほか、同社は中國人観光客の韓國での平均消費額が1887ドル(約20萬4300円)と、日本人の791ドル(約8萬5600円)を大きく上回ること、そして韓國旅行に対する満足度は、日本人と中國人でそれぞれ86.4%と95.2%であることを紹介した。

この発表に、中國のネットユーザーからはさまざまな意見が寄せられた。中國人が「ショッピング」をしに韓國へ行くと伝えられたことについて、「買い物目的で旅行をするのは世界中探しても中國人くらいしかいないけど、それは國內(nèi)の稅金が高過ぎるからだ。腕時計なんかも韓國に行けば中國の約半分の値段で買える」「中國國內(nèi)には偽物が多いことが原因だろう」などといった意見が見られた。

また、日本人が韓國旅行に求めるものが「グルメ」であることについては、「中國でそうならないのは、中國には一生かかっても食べきれないほどの美食があるからだ」「韓國料理にはキムチ、トッポギ、サムギョプサル以外に何があるの?」「おいしい韓國料理が食べたいのなら、中國人は朝鮮族の街、吉林省の延吉市に行けばそれで済む」などといったコメントが寄せられた。

一方、「でも日本にだっておいしい料理はたくさんあるよ」「日本と韓國の食べ物は比較的似ているけど、それでも日本人にとって現(xiàn)地のグルメは魅力なんだ」「グルメ好きの日本人が韓國に行っても中國に來ない理由は、衛(wèi)生面が悪いからだろう」などとコメントするユーザーもいた。

そのほか、「日本人の渡韓回數(shù)が多く滯在期間が短いのは、中國人と違って日本人は韓國に行くのにビザが要らないし、韓國行きの航空券は東京から大阪に行く新幹線より安く手に入るからだろう」「総じて価値観の違いがあるんだろう。中國人は旅行にコストパフォーマンスを重視するけど、外國人は旅行を楽しむことを求める」などと指摘するコメントも見られた。(翻訳?編集/巖谷)

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