「開幕が怖い…」來年に迫った韓國平昌五輪が抱える問題とは?=韓國ネットからも不安の聲「誘致したことがそもそもの間違い」

Record China    2017年6月16日(金) 11時30分

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14日、韓國メディアによると、韓國で18年平昌冬季五輪関連施設(shè)の工事が進(jìn)む中、機(jī)械の賃貸料を含む賃金の未払い狀態(tài)が続いており、建設(shè)労働者らから不満の聲が出ている。これに、韓國のネットユーザーがコメントを寄せた。寫真は平昌五輪のマスコットキャラクター。

2017年6月14日、韓國?ノーカットニュースによると、韓國で18年平昌冬季五輪関連施設(shè)の工事が進(jìn)む中、機(jī)械の賃貸料を含む賃金の未払い狀態(tài)が続いており、建設(shè)労働者らから不満の聲が出ている。

江原建設(shè)労働組合は14日、江原道庁広場で會見を開き、公共発注工事を行う過程で発生した賃金未払いの解決を訴えた。同組合は「江原道の建設(shè)労働者は平昌五輪の開幕が近づいてくるにつれ恐怖心が高まっている」とし、「平昌五輪関連の工事が終盤に向かうにつれ、建設(shè)現(xiàn)場の未払い額は取り返しがつかないほどに増えている」と主張した。

同組合によると、平昌五輪競技場の建設(shè)現(xiàn)場や五輪関連の道路工事現(xiàn)場では現(xiàn)在、建設(shè)労働者2500人ほどが70億ウォン(約6億8000萬円)に達(dá)する賃金未払いに苦しんでいる。また、賃金未払いを防止するための行政機(jī)関の追加措置の準(zhǔn)備も不十分だという。

同組合のチェ?ジュニョン委員長は「江原道と江原道民のために誘致した平昌五輪が建設(shè)労働者の生存圏を脅かす原因になっている」と指摘し、「江原道をはじめとする道內(nèi)の18の市郡の未払いを解決する努力と再発防止策が必要だ」と訴えた。

同組合は來月までに解決策が用意されなかった場合、大統(tǒng)領(lǐng)府前でのデモ活動に乗り出す方針だという。

この報道に、韓國のネットユーザーからは「平昌五輪を誘致したことがそもそもの間違いだった。初めから崔順実(チェ?スンシル、韓國の國政介入事件の中心人物)ら積弊勢力の金稼ぎの手段にすぎなかった」「平昌五輪は失敗に終わるだろう」「今からでも開催を中止しよう。恥は一瞬だけど負(fù)債は永遠(yuǎn)だ」など五輪開催に後ろ向きな聲が多く寄せられている。

そのほか「誘致を主導(dǎo)した人たちに責(zé)任を取らせるべき。世界各國が借金のために誘致を斷念したり、既存の施設(shè)を使おうとしているとの情報があったにもかかわらず、最後まで大金を稼げると言って道民をだまして誘致し、自然を破壊して施設(shè)を建設(shè)している。見え透いた未來を自ら招いた人間を探し出して罪を償わせて」と主張する聲や、「賃金未払いも問題だが、もっと心配なのは五輪終了後。施設(shè)のほとんどが悩みの種になる。地域発展はかなわず借金だけが殘るだろうに、わざわざ五輪を誘致する必要があったのだろうか…」と不安の聲も寄せられている。

また、「お金をもらえないのなら工事を中斷すればいいだけでは?」と指摘する聲や、「平昌に國民の稅金を使ってはいけない。共同開催などの提案を全て斷った江原道が悪い。労働者らの賃金未払い問題も自分で解決して」など厳しい聲もみられた。(翻訳?編集/堂本

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