2017年5月31日、韓國(guó)?ヘラルド経済によると、韓國(guó)では最近、學(xué)校生活と塾の両立で忙しい高校生と浪人生のために「學(xué)生優(yōu)先治療」を行う病院が増えている。

ソウル江南區(qū)のある病院には「高校生と浪人生を優(yōu)先して診察しますのでご了承ください」との案內(nèi)文が貼られている。受付で高校生もしくは浪人生であることを証明すると、5分も待たないうちに診察を受けることができる。病院側(cè)が入試の準(zhǔn)備に忙しい受験生のために始めたサービスだという。病院関係者は「塾通いで忙しい學(xué)生のため、特別に始めたサービス」とし、「學(xué)生の両親からの反応が良い」と明らかにした。同病院を利用したある高校生は「病院に行くと、診察より待ち?xí)r間が長(zhǎng)くて負(fù)擔(dān)に感じることが多いため、こうした配慮はありがたい」と述べている。

このように、ますます高まる韓國(guó)の教育熱が最近、病院のルールまで変えている?！笇W(xué)生優(yōu)先治療」を行う病院は江南區(qū)の塾が集まる地域を中心に増加しているという。同サービスについては病院を利用する他の患者も多くが理解を示している。ある大學(xué)生は「私も數(shù)年前は學(xué)校と塾の合間を縫って病院に行っていた」とし、「私の待ち?xí)r間に大きな支障はないので十分理解できる」と述べた。

しかし、勉強(qiáng)に追われる學(xué)生らを哀れに思う聲も少なくない。ある主婦は「子どもたちは病院に行く時(shí)間もないほど勉強(qiáng)に追われている。病院が受験生を特別扱いする姿は、韓國(guó)の教育現(xiàn)実の悲しい一面を見(jiàn)ているようだ」とため息交じりに話した。

この報(bào)道に、韓國(guó)のネットユーザーからは「すごい國(guó)だ」「こんな現(xiàn)象が起きるのは世界で韓國(guó)だけ」などと驚きの聲が上がっている。

また、「病院を訪れるほど體調(diào)の悪い子どもが、診察を受けてまた塾に行かなければならないことが切ない」「悲しい現(xiàn)実！病院は患者が優(yōu)先で、順序というものがある。譲る精神も大事だけど、これが當(dāng)然になりそうで心配」「韓國(guó)全體が精神の病にかかっているよう」「良いことなのか悪いことなのか分からない。正常ではない気がする」「割り込みを當(dāng)然と考えて勉強(qiáng)した子供たちは一體どんな人間になる？」などと心配する聲も目立つ。

一方、「高齢者と受験生の時(shí)間は同じではない。受験生を優(yōu)先するのは當(dāng)然」「良い現(xiàn)象だ。電車(chē)內(nèi)の高齢者優(yōu)先席も受験生優(yōu)先席に変えるべき。韓國(guó)の未來(lái)を擔(dān)っている若者を大切に！」などと主張する聲もみられた。（翻訳?編集/堂本）