2017年3月15日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、臺(tái)灣臺(tái)北市にある故宮博物院が今夏に臺(tái)北で開催されるユニバーシアード大會(huì)との提攜を拒む一方で、2020年の東京五輪と積極的に協(xié)力を展開し、臺(tái)灣で批判が出ていると報(bào)じた。

臺(tái)灣メディア?聯(lián)合新聞網(wǎng)の14日付報(bào)道によると、臺(tái)灣の呉思瑤（ウー?スーヤオ）立法委員がフェイスブック上で「臺(tái)北市政府は故宮博物院に対し、選手のチケット優(yōu)待、関連グッズ開発など多くの提攜計(jì)畫を提出したが、何度も拒否された。ところが東京五輪への対応は全く違う。日本側(cè)と積極的に協(xié)力について話し合い、所蔵品の日本での展示を希望している。大會(huì)では世界各地から1萬(wàn)2000人の選手が臺(tái)灣を訪れる。展示や文化財(cái)で観光客を呼び込むことは故宮博物院の本業(yè)であるのに、これは本末転倒。故宮博物院の自己中心主義を十分に示すものだ」と批判を展開した。

記事は、これに対して故宮博物院の林正儀（リン?ジョンイー）院長(zhǎng)は「ユニバーシアードとの提攜について詳しい狀況は分からないが、當(dāng)博物院のキュレーターチームと話し合いを行う。絶対に臺(tái)灣を後回しにするようなことはしない。大會(huì)開幕まであと5カ月しかないが、臺(tái)北市と全力でコミュニケーションを図り、どんな協(xié)力ができるか検討する」と語(yǔ)ったとした。

臺(tái)灣メディア?中央社によると、故宮博物院は2014年に東京と九州の両國(guó)立博物館で「神品至寶」展を開き、東京では延べ80萬(wàn)人の來(lái)場(chǎng)者を集めた。20年に再び両博物館での展示を計(jì)畫しており、日本側(cè)が期待する北宋（961?1127年）の畫家?郭熙の「早春図」が貸し出されると予想されている。（翻訳?編集/川尻）