2017年3月15日、米紙ハフィントン?ポストは、「トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)とプーチン露大統(tǒng)領(lǐng)の蜜月は、始まる前に終わってしまったようだ」とする記事を掲載した。

ロシアはこのところ、ウクライナ東部問(wèn)題、長(zhǎng)距離巡航ミサイル配備、黒海での米戦艦追跡問(wèn)題などで、米國(guó)に対する態(tài)度が急速に冷めつつある。トランプ氏の就任直後は雪解けの兆しが見(jiàn)えたが、今ではロシアは冷戦時(shí)代のような態(tài)度だ。トランプ氏とプーチン大統(tǒng)領(lǐng)の蜜月は、始まる前に終わってしまったようだ。

米誌USニューズ＆ワールド?レポート（電子版）は、トランプ政権の安全保障チームは現(xiàn)在、シリアで過(guò)激派組織「イスラム國(guó)（IS）」攻撃に向けた軍事協(xié)力には関心がないと報(bào)道。トランプ氏が米露間の緊張をほぐし、関係改善への軌道に乗せられるかは未知數(shù)とみられる。

米露には根本的に國(guó)益、価値観雙方とも隔たりがあり、國(guó)際秩序においてはそれぞれが自らを例外視している。米企業(yè)研究所は、トランプ氏とロシアの関係回復(fù)は民意に基づいていないと指摘。米CNNの世論調(diào)査では、米國(guó)人の75％がロシアを米國(guó)の脅威だと答え、トランプ氏の外交政策をマイナスととらえている。

英紙フィナンシャル?タイムズは、ロシア當(dāng)局者との不適切な接觸疑惑でフリン米大統(tǒng)領(lǐng)補(bǔ)佐官（國(guó)家安全保障問(wèn)題擔(dān)當(dāng)）が辭任した後、トランプ氏の対露姿勢(shì)が変化していると報(bào)道。トランプ氏にとって、ロシアとの雪解けを求めて考えられるいかなる譲歩も「危険なギャンブル」になりうるとしている。（翻訳?編集/大宮）