なくならない中國のパクリ商品、「思念」が「思恩」、「奧利奧」が「粵利粵」に―中國紙

Record China    2017年3月17日(金) 7時10分

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14日、中國では商標(biāo)権や知的所有権の保護(hù)が徐々に浸透しているが、有名な食品にそっくりのパクリ食品は一向になくならない。寫真は江蘇省で摘発された偽物ジュース工場。本物そっくりのパッケージで生産されている。

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2017年3月14日、新京報によると、中國では商標(biāo)権や知的所有権の保護(hù)が徐々に浸透しているが、有名な食品にそっくりのパクリ食品は一向になくならない。

その他の寫真

ダノン傘下の「娃哈哈(ワハハ)」は中國最大にして世界5位の飲料メーカーだが、「娃恰恰」というそっくりのブランド名も存在している。ナビスコの商品「奧利奧(オレオ)」には「粵利粵」が、食品メーカー「思念」には「恩念」というニセブランドがある。米マース社の「士力架(スニッカーズ)」にも「士加力」というパクリ商品が存在する。

人気ミルクキャンディー「大白兔」にも、「小白兔」というパクリ商品が存在し、臺灣の食品メーカー「康師傅」も、一見するとまず気づけない「康帥傅」というそっくりな名前のブランド名が存在。中には商品名を微妙に変えるだけで、それ以外のパッケージの宣伝文句から何まですべて同じというケースもある。

こうした有名商品にそっくりにつくられたパクリ商品は、多くが製造日も品質(zhì)合格証もなければ、メーカー名すら記載されていない場合が多い。たいていは小さな商店や農(nóng)村部の市場などで売られている。

3月15日の「世界消費(fèi)者権利デー」に際し、専門家は管理?監(jiān)督に抜け穴が存在していると指摘。権利を侵害されている企業(yè)もコスト上の理由から対策が難しい狀況にあるとして、法整備と罰則の強(qiáng)化が必要だと話している。(翻訳?編集/岡田)

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