韓國が2年連続で世界文化遺産の登録失敗、朝鮮時(shí)代の城もユネスコで不合格に=韓國ネット「大切なのは管理」「世界が分かってくれなくても…」

Record China    2017年3月22日(水) 11時(shí)30分

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21日、韓國が國連教育科學(xué)文化機(jī)関(ユネスコ)世界遺産への登録を目指していた朝鮮時(shí)代の城?漢陽都城が、ユネスコの諮問機(jī)関?國際記念物遺跡協(xié)議會(huì)(ICOMOS)から「登載不可」の判定を受けたことが分かった。寫真は韓國の古い建物。

2017年3月21日、韓國が國連教育科學(xué)文化機(jī)関(ユネスコ世界遺産への登録を目指していた朝鮮時(shí)代の城?漢陽都城(ハニャントソン)が、ユネスコの諮問機(jī)関?國際記念物遺跡協(xié)議會(huì)(ICOMOS)から「登載不可」の判定を受けたことが分かった。韓國?聯(lián)合ニュースが伝えた。

1396年に築城が始められた漢陽都城はソウルを代表する文化財(cái)。かつての朝鮮の首都?漢陽を囲む長さ18.6キロの城で、その城門が國寶第1號(hào)の崇禮門(スンネムン。南大門とも呼ばれる)と寶物第1號(hào)の興仁之門(フンインジムン)に當(dāng)たる。 1997年に世界遺産に登録されたソウル近郊、水原市の水原華城(スウォンファソン)よりも大きく、その歴史も古い。今年7月にポーランド?クラクフで開催される世界遺産委員會(huì)の會(huì)議で世界遺産への登録可否が決定されるものとみられていたが、ICOMOSの判定により本戦ラウンド進(jìn)出への道が斷たれてしまった。

この判定に、韓國文化財(cái)庁の関係者は「昨年の『韓國の書院』に続き『漢陽都城』も世界遺産への登録申請(qǐng)を撤回することになった」と悔しさをにじませる一方で、學(xué)會(huì)関係者は「ICOMOSの審査結(jié)果は、登載勧告?保留?返還?登載不可の4等級(jí)に分けられているが、『漢陽都城』は(9カ所の書院の相互関係に明確な特徴がないと返還判定を受けた)『韓國の書院』より低い點(diǎn)數(shù)をつけられた。この判定は登載過程において戦略を誤って立てたということを意味する」と述べ、「水原華城や南漢山城のような城壁建築物と漢陽都城の差異を知らせることができなかったようだ。これまで韓國が申請(qǐng)した遺産の多くが登載され、文化財(cái)庁と自治體が世界遺産を甘く見るようになった」と説明した。

2年連続の登録撤回を受け、世界遺産を見つめる視點(diǎn)を変えなければならないという主張も出ているという。ICOMOSの韓國委員會(huì)執(zhí)行委員を務(wù)めたある教授は「世界遺産を観光地の知名度を高める勲章程度に考えてはならない」と述べ、「ユネスコ世界遺産はしっかり保存し子孫に伝えていかなければならない人類全體の遺産であるという事実を再確認(rèn)する必要がある」と強(qiáng)調(diào)した。

これを受け、韓國のネットユーザーからは「登載よりも管理が大切。崇禮門の全焼に飽き足らず復(fù)元工事もずさん」「南漢山城には毎週行くけど、世界遺産になったからって何も変わっていない。外部からの評(píng)価より中身に気を遣った方がいい」と文化財(cái)ずさんな管理実態(tài)を非難するコメントや、「韓國人も一度も行ったことがないし関心すらない場所を登載するのはどうなの?」「その前に、訪れる韓國人も公共での場の秩序をしっかり守って、観覧文化を先進(jìn)國レベルに上げていこう」と韓國人の意識(shí)を指摘するコメントなど、さまざまなコメントが寄せられている。

中には、「世界が分かってくれなくても、われわれ韓國人が大切に愛していけばいい」「韓國人自身が価値ある遺産をしっかり理解して守っていくことが大切」と外より內(nèi)の評(píng)価に重きを置いたコメント、「漢陽都城は大半が消失して、今の姿は最近復(fù)元されたもの。だから世界遺産の対象にはならない」と登録推進(jìn)に疑問を呈するコメント、「今の韓國は悠久の歴史の詰まった文化財(cái)を掘り返して作った都市。なのに今さら世界遺産登載に固執(zhí)してる理由は何?」と近年の世界遺産登録推進(jìn)の流れを非難するコメントもみられた。(翻訳?編集/松村)

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