Record China 2017年3月29日(水) 11時30分
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28日、韓國?東亜日報は、在韓米軍による高高度防衛(wèi)ミサイル(THAAD)配備決定を受け中國での反韓感情が高まる中、韓國のコスメ業(yè)界が再び日本市場に目を向けていると伝えた。寫真はソウル?明洞のコスメショップ。
2017年3月28日、韓國?東亜日報は、在韓米軍による高高度防衛(wèi)ミサイル(THAAD)配備決定を受け中國での反韓感情が高まる中、韓國のコスメ業(yè)界が再び日本市場に目を向けていると伝えた。
大韓化粧品産業(yè)研究院の統(tǒng)計によると、昨年1年間における日本への化粧品輸出額は約1億8265萬ドル(約202億2500萬円)と歴代最高額を記録、2013年から続いた減少から初めて右肩上がりに転じた。韓國コスメは06年ごろから韓流ブームに乗って相次いで日本に進出したが、12年の李明博(イ?ミョンバク)元大統(tǒng)領の竹島上陸や、その後続いた円安ウォン高現(xiàn)象から価格競爭力が低下するなど悪循環(huán)に陥っていた。
売り上げ回復のきっかけとなったのは、韓流に頼らない新概念の商品群だった。韓國の代表的な低価格コスメブランド?ミシャは15年、スポンジでできたクッションにリキッドファンデーションを染み込ませた「マジッククッションM」を日本で初披露した。発売初年度の売上げは13萬5000個にとどまったが、うわさは口コミで広まり同年12月には日本最大のコスメ評価サイトのリキッドファンデーション部門で2位の人気を記録、昨年は200萬個以上売れるなど大ヒット商品となった。
「カタツムリクリーム」で有名なイッツスキンは今年2月、東京?新大久保に日本初の単獨店舗をオープンした。同ブランドは昨年10?12月に全體輸出額の26.6%を日本が占めるなど、中國の31.7%に匹敵する売り上げを誇っている。
韓國コスメ大手のアモーレパシフィックも昨年12月、東京?原宿にエチュードハウスの店舗をオープンし、華やかな表現(xiàn)を好む日本の消費者向けにラベンダーカラークッション製品を披露するなど「日本に合わせた」製品を売り出した。その結果、昨年1年間の日本での売り上げは前年に比べて34%増加したという。
大韓化粧品産業(yè)研究院のソン?ソンミン研究員は「日本のコスメ市場は世界シェア10%に迫るアジア最大市場の一つだが、これまで韓國企業(yè)が中國市場に集中するあまり日本市場を見過ごしてしまった側面がある」と指摘、「現(xiàn)在、日本では就職市場が活発になり20?30代の購買力が高まっている?,F(xiàn)地化した製品で攻略すれば成功の可能性が高い」と述べている。
これを受け、韓國のネットユーザーからは「ファイト!必ずや克服しましょう」「アジアを越えて世界に行こう」と韓國コスメの海外進出を応援するコメントや、「中國に依存する貿易構造から抜け出さないと。世界は広い」「結局長続きするのは共産黨じゃなくて自由民主主義」「中國より日本の方が進んでるしね」と中國を非難するコメントなど、さまざまなコメントが寄せられている。
一方で「消費者に愛國者はいない。堂々と製品で勝負を」「日本や中國だけでなく、亜熱帯向けの商品を作って東南アジアなど別ルートも拡大すべき」「愛國と名目で國産品を使う時代は終わった。これからは品質が左右する時代」と警鐘を鳴らすコメントもみられた。(翻訳?編集/松村)
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