東南アジアで中國のドラマが大ヒット、中國に対する理解も深まる―中國メディア

人民網(wǎng)日本語版    2017年3月18日(土) 16時20分

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2010年に中國で放送された大型歴史ドラマ「三國志 Three Kingdoms」が今年に入り、タイのテレビチャンネル3で毎日午後6時20分から放送され、その生き生きとしたストーリーとハイレベルな撮影技術(shù)で、多くのタイの視聴者を魅了している。資料寫真。

2010年に中國で放送された大型歴史ドラマ「三國志 Three Kingdoms」が今年に入り、タイのテレビチャンネル3で毎日午後6時20分から放送され、その生き生きとしたストーリーとハイレベルな撮影技術(shù)で、多くのタイの視聴者を魅了している。また、ミャンマーで大ヒットしたドラマ「包青天」が、リニューアルされ、ミャンマー語に吹き替えられて3月19日から毎晩放送されることになっている。人民日報が報じた。

▼文化が似通っているためタイでも受け入れられやすい中國ドラマ

中國四大奇書の一つに數(shù)えられる「三國志演義」はタイに伝わって約100年が経ち、タイの多くの學(xué)校がその一部を教科書に盛り込んでいるほか、それをテーマにした映畫やドラマがタイでも放映されている。タイのテレビチャンネル3の副最高経営責(zé)任者(副CEO)は取材に対して、「現(xiàn)在放送されている『三國志 Three Kingdoms』は素晴らしい作品だ。製作技術(shù)はハイレベルで、ストーリーの流れも斬新であるため、タイの視聴者に楽しんでもらえると信じている。また、『三國志演義』を読んだり、そのドラマを見たりしたことのないタイの若者にとっても、三國時代の文化を知る機會となっている」と話した。

タイのチュラーロンコーン大學(xué)中國語學(xué)部の譚國安教授は、中國で1994年に放送されたドラマ「三國演義」の字幕作成に攜わった経験があり、「中國とタイの文化は互いに通じ合うものがあるため、中國の映畫?ドラマはタイの人にとっても受け入れやすい。タイの多くの華人は子供のころから中國の伝統(tǒng)文化の影響を受けているほか、そのような文化の要素がタイの社會にも浸透しており、大きな影響を及ぼしている」との見方を示す。

▼手広く連攜して中國ドラマをローカライズ

近年、中國映畫?ドラマは東南アジア市場の開拓を重視しており、現(xiàn)地の言葉に吹き替えた名作ドラマを次々に製作し、さらに、作品の交換や提攜などを通して、作品のローカライズ化を図っている。

中國國際放送局が製作した中國の伝統(tǒng)文化を代表する100ワードを選んで紹介する動畫「Hello China」のフィリピン語版のフィリピンプレミアが最近、マニラで開催された。その後、同動畫はフィリピンのテレビ局「GMA」で放送された。その他、フィリピン語版に吹き替えた初の中國ドラマの製作も準備が進められている。

ラオスのテレビ局も現(xiàn)在、中國映畫?ドラマを?qū)毪筏皮?、ローカライズ製作を進めている。ラオスのテレビ局?MVの作業(yè)場を取材すると、小さな部屋でスタッフ4-5人が中國映畫?ドラマの吹き替え作業(yè)をしており、その壁には中國映畫?ドラマのポスターが貼りつめられていた。同テレビ局の徐麗娜會長は取材に対して、「當(dāng)テレビ局が現(xiàn)在放送している映畫?ドラマの約65%が中國のもの。ラオスとタイの言葉は似ているため、タイの一部の視聴者も衛(wèi)生テレビを通してそれら中國映畫?ドラマを視聴することができる。それらの番組を約200萬人が視聴している『孫子兵法?三十六計』や『包青天』、『三國演義』などの中國映畫?ドラマは既にラオスで広く知られている。これらの作品は、中國文化を理解する點で積極的な役割を果たしている」と話した。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KN)

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