砲丸投げの砲丸に體現(xiàn)されている日本の「匠の精神」―中國メディア

Record China    2017年3月20日(月) 6時40分

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17日、中國メディアの新華社が、日本製品に見られる匠の精神について紹介し分析する記事を掲載した。寫真は砲丸。

2017年3月17日、中國メディアの新華社が、日本製品に見られる匠の精神について紹介し分析する記事を掲載した。

記事は、多くの砲丸投げ選手が日本製の砲丸を好んで使用すると紹介。1996年のアトランタ五輪から2004年のアテネ五輪までの3回の五輪で、男子砲丸投げの金銀銅メダル獲得選手が、いずれも日本製の砲丸を使用していたことを伝えた。

世界トップレベルの砲丸投げ選手によれば、日本製の砲丸を使用すると不思議なことに1メートルから2メートルほど記録を伸ばすことができるのだという。その秘密は、砲丸の質(zhì)の高さで、絶妙な重心バランスゆえだ。この砲丸は、埼玉県の小さな工場で作られているという。

砲丸のほか、サッカーW杯で審判が使用するホイッスルも1982年スペイン大會から日本製が使用されているが、このホイッスルも東京の小さな工場で作られていると伝えた。

記事は、このような「匠の精神」がどこから來ているのかを分析。それは「仕事に対する熱情、敬意からであり、自分と他人に対する責(zé)任感からきている」と論じた。

そして、この匠の精神は日本製品のあらゆる分野に體現(xiàn)されており、カメラの分野ではフィルム時代であろうがデジタル時代であろうが、ニコンやキヤノンは究極を追及しているためカメラマンに人気であり、製紙、印刷、機械製造のどの分野でも、日本は世界トップレベルなのだとした。

また、磁器はもともと中國を代表する「名刺」のようなものだったが、日本による磁器の研究と応用には目を見張るものがあると指摘。防錆性、耐摩耗性の高いセラミック包丁はよく売れており、精密セラミック技術(shù)を応用した人工寶石は、その成分が天然寶石と変わらず非常に美しいと稱賛した。さらに日本は、セラミック製の義歯、人工骨、人工関節(jié)なども開発しており、科學(xué)の進(jìn)歩と健康にも貢獻(xiàn)していると絶賛した。

最後に記事は、「真面目さ」ほど恐ろしいものはなく、古代中國では匠に事欠くことはなかったものの、中國ブランドを打ち立てる必要のある今日、「匠の文化」を継承し、「匠の精神」を大いに発揚することが求められていると結(jié)んだ。(翻訳?編集/山中)

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