2008年3月29日付「南方網(wǎng)」によると、重慶市の男性教師が、優(yōu)秀な成績(jī)で公務(wù)員試験を合格したにも関わらず、4年前の不祥事を理由に渝中（ゆちゅう）區(qū)人事局から採(cǎi)用を取り消されたという。怒った男性は不採(cǎi)用を撤回するよう地裁に訴えを起こした。

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提訴したのは、重慶市●江（ディエンジアン＝●は「執(zhí)」の下に「土」）県の小學(xué)校に勤める劉さん（31歳）。04年、劉さんは県內(nèi)の研修會(huì)に參加した際、同僚の既婚女性と一夜限りの関係を結(jié)んだ。この不祥事が明るみになると、同県の紀(jì)律検査委員會(huì)は劉さんを警告処分にした。

「あれは一度きりの出來(lái)事で、その後は過(guò)ちを認(rèn)め勤勉に働いてきた」と訴える劉さん。07年の公務(wù)員採(cǎi)用試験を受けた劉さんは、志望する職種の筆記試験と面接試験でダントツ一位の成績(jī)をあげた。しかし、今年1月になって、渝中區(qū)人事局から不採(cǎi)用の通知を受け取る。理由は、「審査過(guò)程において、生活態(tài)度上の問(wèn)題により紀(jì)律検査委員會(huì)から処分を受けたことがあると判明。公務(wù)員法に基づき、採(cǎi)用條件には不適合と判斷する」と説明している。

しかし、劉さんが『公務(wù)員法』および関連規(guī)定を調(diào)べたところ、「黨內(nèi)の警告処分を受けた者は、いかなる採(cǎi)用、試験にせよ禁止する」との規(guī)定はどこにもなかった。そのため、「このような処遇は法的権利の侵害にあたる」として、渝中區(qū)地裁に不採(cǎi)用撤回を求めて提訴した。28日、地裁はこの申し立てを受け入れ、日を改めて審理することを決定した。（翻訳?編集/下妻）