2017年3月20日、北京晨報(bào)によると、飛行中の旅客機(jī)內(nèi)でコックピットへの侵入を試みた暴漢を取り押さえたとして、乗客の中國(guó)人男性が機(jī)長(zhǎng)から感謝の手紙を受け取った。

記事によると、今月18日、エチオピア?アディスアベバ発北京行きET604便の機(jī)內(nèi)で、突然男がコックピットへの侵入を試みた。その様子を見(jiàn)た中國(guó)人乗客の曹紅國(guó)（ツァオ?ホングオ）さんは、乗組員や他の乗客とともに男を取り押さえた。この件で曹さんは機(jī)長(zhǎng)から感謝の手紙を受け取ったという。

曹さんは取材に対して「北京まであと半分くらいというところで、気分が悪くなり休んでいたら、突然前の方で助けを求める聲が聞こえた。行ってみると、體の大きな男がコックピットのドアに體當(dāng)たりして中に入ろうとしていた。すぐに機(jī)長(zhǎng)と他の2人の乗客の4人で取り押さえようとした。激しく抵抗されたが、10分ほどでようやく男の手を縛った。しかし一度解けてしまい、さらに10分ぐらいして、ようやく男の手足をしっかり縛ることができた」と當(dāng)時(shí)の様子を語(yǔ)った。

トラブル発生を受けて、飛行機(jī)はパキスタンのラホール空港に緊急著陸。曹さんは飛行機(jī)を降りてようやく顔に傷を負(fù)っていたことに気づいたという。そして機(jī)長(zhǎng)が負(fù)傷の証明の意味を含めて、曹さんの勇敢な行動(dòng)を稱(chēng)賛する感謝の手紙を認(rèn)めてくれたとのことだ。

この武勇伝はたちまちネット上で拡散し、曹さんはネット上で時(shí)の人となった。「勇士よ、ありがとう」「心から敬意を示します」「何事も恐れぬ精神に感動(dòng)した」といった稱(chēng)賛コメントに対し、曹さんは「こんな場(chǎng)面に遭遇すれば誰(shuí)しもそうすると思う」と謙遜している。（翻訳?編集/川尻）