2017年3月21日、憲法裁判所の決定により韓國大統(tǒng)領(lǐng)を罷免された樸槿恵（パク?クネ）氏が被疑者として検察に初めて出頭した。韓國メディアはもちろん日本や中國などの報道各社も出頭の様子を生中継や速報を交えて伝えたが、この中で9日ぶりに家を出た樸氏の獨(dú)り言がカメラに捉えられ、注目を集めている。

「運(yùn)命の日」を迎えた樸槿恵氏の動向を詳細(xì)に伝えた韓國?毎日経済の報道によると、樸氏の自宅1階は普段より早い午前4時30分ごろに明かりがついた。7時には樸氏のヘアセットを擔(dān)當(dāng)する専屬美容師が到著、9時15分ごろには私邸車庫から黒色のリムジンが出庫し、樸氏が玄関前に姿を見せた。今月10日に弾劾妥當(dāng)の判決を受け12日に私邸に移って以降、初めての「外出」となった。

自宅前で出発を待ち受けた支持者らに向け何か発言があるのではとの予想もあったが、樸氏はやや笑みを浮かべたまま無言で車に乗り込んだ。ただこの時、「まあ、ずいぶんとたくさんいらしたのね」と、これまで自宅前で繰り広げられた支持者らによる騒動をまったく知らなかったかのように獨(dú)り言を漏らしたという。

後部座席に樸氏を乗せた車は前後を警護(hù)車両に守られ自宅を出発、周辺で韓國國旗を振り「大統(tǒng)領(lǐng)、頑張ってください」などと聲を掛ける支持者らに向かって、樸氏は車內(nèi)から手を振って答えた。

樸氏の獨(dú)り言を知った韓國のネットユーザーらは、「たくさん來てくれて、もしかして喜んでる？」「ファンクラブかよ」「見たいものだけ見て聞きたいことだけ聞く。あとは知らんぷり」「（樸氏を罷免に追い込んだ）ろうそくの數(shù)は見えなかったみたいだね」「それで『たくさん』なら、ろうそく集會を見たら気絶するぜ」「まったく。ご近所に迷惑を掛けていることを考えもしないのか？」など、これを批判するコメントを數(shù)多く寄せている。

また、「これまで大統(tǒng)領(lǐng)府では王族として暮らしてたんだな。北朝鮮のことを言えないよ」「いまだにお姫様気取りか」「ここまで來て狀況把握ができてないとは、笑える」と厳しい聲も多數(shù)。さらに「金をもらってるんだから、そりゃ來るに決まってるでしょ」と、支持者らが金銭を受け取って私邸前に集まっているとするコメントも多くの共感を得た。（翻訳?編集/吉金）