中韓関係の悪化をチャンスと見た臺灣観光當局、韓國人観光客に熱烈ラブコール―臺灣メディア

Record China    2017年3月23日(木) 5時40分

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22日、環(huán)球時報は、臺灣の観光當局が韓國の観光客を呼び込むためのPRを強化しているとする臺灣紙の報道を伝えた。寫真は臺灣桃園國際空港。

2017年3月22日、環(huán)球時報は、臺灣の観光當局が韓國の観光客を呼び込むためのPRを強化しているとする臺灣紙の報道を伝えた。

臺灣紙?聯(lián)合晩報によると、韓國の2015年における海外旅行目的地トップは中國本土、2位が日本、3位が米國と続き、臺灣は8位。昨年臺灣を訪れた韓國人観光客は延べ88萬人だった。臺灣観光局は高高度防衛(wèi)ミサイル(THAAD)配備をめぐる中國本土と韓國の関係悪化をチャンスとして、5000萬臺灣ドル(約1億8400萬円)の資金を投じ、インターネットやテレビなどのメディアを通じて韓國人観光客向けの宣伝を強化するとのことだ。

韓國國內(nèi)では、高校などの中國本土への修學旅行計畫が相次いでキャンセルされている。臺灣観光局は、ソウルや釜山(プサン)の教育旅行協(xié)會などを積極的に訪れ、修學旅行の高校生を臺灣に呼び込もうとしている。また、4月末には臺灣の旅行業(yè)者を集めて釜山や大邱(テグ)、ソウルでPRイベントを開催、6月にはソウルでの大型旅行展示會に參加して、韓國の消費者に直接売り込みを掛けるという。

一方で、臺灣の一部世論からは「タクシードライバーが韓國人女性に媚薬を飲ませて性的暴行を働く事件が起きたばかり。韓國における臺灣のイメージは悪いのではないか」として、韓國人観光客の呼び込みは簡単にはいかないとの見方も出ているようだ。(翻訳?編集/川尻

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