2017年3月23日、韓國(guó)で約3年前に沈沒(méi)した旅客船セウォル號(hào)の船體引き揚(yáng)げ作業(yè)が進(jìn)む中、何かを暗示するかのような不思議な形の雲(yún)が観測(cè)され、大きな話題となっている。

セウォル號(hào)引き揚(yáng)げ作業(yè)が本格化した22日、韓國(guó)のネット掲示板に「セウォル號(hào)引き揚(yáng)げ中、とある空に浮かんだ雲(yún)の形」との説明を付した1枚の寫真が掲載された。スレッド主が「原州（ウォンジュ。韓國(guó)東北部、江原道の都市）に派遣中の義兄が送ってくれた」とした寫真には、夕暮れに近づいた青空に浮かぶ、一筆書きをしたような形の雲(yún)が寫っている。まるで、セウォル號(hào)慘事の犠牲者追悼の象徴として用いられた黃色いリボンを思わせるような形だ。

この雲(yún)が出現(xiàn)したとされるちょうどその頃、セウォル號(hào)は本格的な引き上げ作業(yè)に入ったとみられたことから、寫真は瞬く間に話題を集めた。

後に寫真の撮影者キム?テヨンさん（49）に直接取材した韓國(guó)?國(guó)民日?qǐng)?bào)の報(bào)道によると、キムさんは22日午後6時(shí)30分ごろ、退勤の道中で見(jiàn)上げた西の空にこの雲(yún)を見(jiàn)つけ、驚いて思わず撮影したという。韓國(guó)海洋水産部は同日午前10時(shí)に船體の試験引き揚(yáng)げを開(kāi)始、午後8時(shí)50分に本格的な引き揚(yáng)げ作業(yè)に入っていた。船體の一部が水上に姿を現(xiàn)したのは翌23日の午前3時(shí)45分、沈沒(méi)から1073日ぶりのことだった。

この寫真について韓國(guó)のネットユーザーは、「奇跡だ、奇跡」「神様は本當(dāng)にいるのかも」「決して偶然じゃないと信じたい」「鳥(niǎo)肌が立った」「この世のすべてが引き揚(yáng)げを待っていたんだね」「今度こそ必ず真相を解明してほしいという、犠牲になった子どもたちからのメッセージのようだ。涙が出る」といった多數(shù)のコメントを寄せている。

しかしこうした感傷的な聲の中、「これは自然現(xiàn)象じゃなくて飛行機(jī)雲(yún)。飛行機(jī)が通った時(shí)に起こる一般的な現(xiàn)象だ」「どう見(jiàn)ても戦闘機(jī)の通った跡。騒ぎ過(guò)ぎだね」と冷靜な指摘もある。また、「雲(yún)が作りものであれ何であれ、多くの人が苦しみ悲しむ日には違いない」との聲もあった。（翻訳?編集/吉金）