北海道の傘貸出サービス、返卻されず廃止に=中國ネット「日本人もこうだと思うとなんだか安心」

Record China    2017年3月24日(金) 16時40分

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北海道函館市で行われていた傘の無料貸出サービスが、傘が返卻されずに廃止となったニュースが中國のネットユーザーの注目を集めている。寫真は各地で行われている傘貸出サービス。

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北海道函館市で行われていた傘の無料貸出サービスが、傘が返卻されずに廃止となったニュースが中國のネットユーザーの注目を集めている。

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このサービスは北海道新幹線が開業(yè)した昨年3月から行われていたもので、これまでに2300本用意したうちの2100本が未返卻の狀態(tài)だという。これを受け、北海道新幹線新函館開業(yè)対策推進機構が今年3月末をもって廃止することを決めた。

この取り組みについては、過去にも傘が返卻されないと報じられた。開始から2カ月余りが過ぎた昨年6月には、用意した1500本のうちの1100本がすでに行方不明に。特に、5月のゴールデンウイークに大きく本數(shù)が減ったという。

中國のネットユーザーからは、「日本人もこうだと思うと、なんだか安心しちゃうな」といった聲や、「中國人はいつも自國民を民度が低いとたたくけど、実際はどこの國も大して変わらない」といった聲が寄せられた。また、「日本人の素養(yǎng)だって、中國で言われているほど高くはないんだよ」(※中國では自國民と対比して日本人の禮儀正しさがことさらに強調されることが多い)という意見や、「よく言われるように、素養(yǎng)は各人の自覚ではなく、法律に頼るべきなんだ。シンガポールで痰を吐かないのは罰金を科されるから。素養(yǎng)が高いのは人間ではなく、制度なんだよ」といった指摘も寄せられている。

日本では函館市以外でも各地で同様のサービスが行われているが、昨年12月には、名古屋市地下鉄が54年前から「友愛の傘」として行っている傘の貸出サービスで計12萬本が返卻されていないことがわかった。小樽市では毎年市民や企業(yè)から1500本の傘を譲り受けて貸し出しているが、2015年には40本しか殘らなかったという。札幌市で2006年から毎年行っている同様のサービスも、返卻率は5割程度だそうだ。

ちなみに中國でも2009年に重慶市の障害者施設で傘の貸出サービスが行われたが、8000本のうち戻ってきたのは2本だった。(翻訳?編集/北田

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