2017年4月18日、韓國?朝鮮日報(bào)によると、世界的ベストセラー「脳を鍛えるには運(yùn)動しかない！」の著者であるハーバード大學(xué)のジョン?レイティ教授が、韓國の教育に苦言を呈した。

レイティ教授はこのほど、朝鮮日報(bào)とのインタビューで「世界的に運(yùn)動基盤教育が強(qiáng)化されているが、韓國はその流れに逆行している」と述べた。運(yùn)動基盤教育とは、體育を重視し、一般的な教科の授業(yè)時(shí)間でも子どもができるだけ多く動き、體を使って學(xué)ぶようにする教育方式だ。レイティ教授は「學(xué)校や塾の椅子に1日中じっと座って體を使わないようにする韓國の教育は、むしろ子どもの能力を低下させ、うつ病まで引き起こす可能性がある」と指摘した。

「體を使わなければ頭が良くならない」というのがレイティ教授の持論である。子どもが毎日最低40分の運(yùn)動をすると、脳が刺激され學(xué)習(xí)能力が高まるのだという。レイティ教授は臨床試験を通じて「子ども、大人を問わず、運(yùn)動をすると集中力や成就欲、創(chuàng)造性が増加し、脳の能力が拡大する」という事実を確認(rèn)した。実際、朝に「0時(shí)間目の體育の授業(yè)」を?qū)毪筏?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=米國'>米國の高校では、生徒の學(xué)業(yè)成就度が2倍高くなった上、ストレスが減少したという。

レイティ教授は「2012年に訪韓した際、韓國の學(xué)生が『憂鬱（ゆううつ）だ』という言葉をよく口にし、受験勉強(qiáng)のために運(yùn)動をほとんどしないと言ったことに衝撃を受けた」と述べた。特に、小學(xué)校と幼稚園でも子どもをじっと座らせ、一方的に知識を注入する教育方法に驚いたという。レイティ教授は「子どもを狹い教室に閉じ込めて數(shù)時(shí)間じっと勉強(qiáng)させることは、脳の能力を殺すこと」と指摘した。

韓國青少年政策研究院の昨年の「韓國の児童?青少年パネル調(diào)査」によると、高校1年生の46％、高校2年生の52％が「汗を流して運(yùn)動する時(shí)間は1週間に1時(shí)間以下」と答えた。また、高校2年生の23％は「全く運(yùn)動をしない」と回答したという。

一方、運(yùn)動と體育の授業(yè)の重要性を認(rèn)識した多くの先進(jìn)國では最近、運(yùn)動基盤教育が強(qiáng)化されている。レイティ教授は「オランダの小學(xué)校では児童に1日に2回、10分の跳躍運(yùn)動やスクワット運(yùn)動を毎日させていて、フィンランドの幼稚園では體育活動や遊びが中心のカリキュラム以外は認(rèn)めない。米國では約6萬の學(xué)校が立って勉強(qiáng)する機(jī)（スタンディングデスク）を?qū)毪?、室?nèi)運(yùn)動プログラムを進(jìn)めている」と説明した。その上で「運(yùn)動が學(xué)習(xí)に良い影響を與えるという醫(yī)學(xué)的根拠は十分に検証された」とし、「韓國も少なくとも小學(xué)校では運(yùn)動中心の教育モデルを?qū)g施することを真剣に検討しなければならない」と主張した。

この報(bào)道に、韓國のネットユーザーからは「體育をしたければまずは勉強(qiáng)から…」「韓國は運(yùn)動も文字で學(xué)ぶ國」「韓國も先進(jìn)的な教育政策を?qū)毪工毪伽埂袱饯瓮à?。體力がなければ何もできない」「韓國の親はハーバード大教授の言葉より近所の塾の先生の言葉を信じる」「韓國の學(xué)校は運(yùn)動させないだけでなく、考える時(shí)間も與えない。ひたすら注入式の教育だけを行っている」「韓國は全ての教育が逆行している」「體育の時(shí)間を増やしたらすぐに親たちから文句が出るだろう」「韓國の奴隷のような勉強(qiáng)方法は、あと100年は変わらないよ」など、韓國社會に不満を示すコメントやレイティ教授に同調(diào)するコメントが多く寄せられた。

一方で「運(yùn)動したら疲れて授業(yè)中に寢てしまいそう」「正しい言葉だけど、最近の韓國は大気汚染がひどいから外で運(yùn)動なんかさせられない。子どもたちの呼吸器が心配」と指摘する聲もみられた。（翻訳?編集/堂本）