中國の麻薬使用者は250萬人、若年層の割合が依然高く―中國紙

Record China    2017年3月27日(月) 20時40分

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27日、中國の薬物規(guī)制當局、國家禁毒委員會が発表した報告書で、中國國內(nèi)には昨年末現(xiàn)在で麻薬使用者が250萬5000人いることが明らかになった。資料寫真。

2017年3月27日、中國の薬物規(guī)制當局、國家禁毒委員會が発表した報告書で、中國國內(nèi)には昨年末現(xiàn)在で麻薬使用者が250萬5000人いることが明らかになった。新京報が伝えた。

同委員會が27日に発表した「2016年中國麻薬情勢報告」によると、昨年末現(xiàn)在での中國國內(nèi)での麻薬使用者(使用をやめて3年経過し、再使用が発覚していない者、死亡者、中國を離れた者を除く)は250萬5000人で、前年より6.8%増加した。

昨年の麻薬使用狀況では、青少年の使用者が前年比で減少するという特徴が表れた。昨年、全國で使用の取り締まりを受けた延べ100萬6000人のうち、新たに使用し始めたのは44萬5000人で、35歳以下では前年より19%減った。また、取り締まりを受けた35歳以下の麻薬使用者數(shù)自體も前年比4.1%の減少となったが、それでも18?35歳の使用者數(shù)は146萬4000人と全體の58.4%を占めており、依然として全年齢層の中で最も高い割合だ。

使用された薬物の種類では、ヘロインを主とするアヘン類麻薬使用者の増加が緩やかになる一方で、覚せい剤やケタミンといった合成麻薬使用者の増加ペースが高まった。薬物の産地ではタイ、ミャンマー、ラオスの3國がメコン川で接する山岳地帯「ゴールデントライアングル」での生産量が増えており、依然としてヘロインや覚せい剤の主産地となっている。

また、昨年全國で摘発した薬物製造アジトは438カ所、押収量が1トンを超えた薬物製造案件は前年の倍に當たる33件に上り、麻薬製造の大規(guī)模化が浮き彫りとなった。(翻訳?編集/川尻

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