2017年3月27日、環(huán)球網(wǎng)は、フィリピンではドゥテルテ大統(tǒng)領(lǐng)が親中的な姿勢(shì)をみせる一方で、國(guó)防官僚は依然として中國(guó)を脅威と見(jiàn)なしているとする香港英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストの報(bào)道を伝えた。

ドゥテルテ氏は大統(tǒng)領(lǐng)就任以降、特に対中関係においてこれまでの政府の姿勢(shì)を改め、中國(guó)を「友好的で気前のよい國(guó)」と認(rèn)識(shí)し始めているが、ロレンザーナ國(guó)防相をはじめとする國(guó)防官僚たちは従來(lái)の政府の立場(chǎng)を踏襲し、「中國(guó)脅威論」を頻繁に主張しているという。同紙は「歴史的に見(jiàn)て、フィリピンの軍隊(duì)は強(qiáng)い影響力を持っており、國(guó)防官僚たちの言論や態(tài)度は軽視できない」としている。

また、現(xiàn)在フィリピン國(guó)內(nèi)には「ドゥテルテ氏による、自身の好みや感情が反映された言論」「國(guó)防官僚が持つ、中國(guó)を主な戦略的脅威とみなす従來(lái)からの世界観」「両者の全く異なる立場(chǎng)を何とかまとめようと腐心する外務(wù)省やプレス擔(dān)當(dāng)者」という三つの異なる外交姿勢(shì)があるという。

同紙は「この數(shù)週間、フィリピンの外交政策は三つの立場(chǎng)のズレが非常に顕著になっている。中國(guó)の調(diào)査船がベンハム隆起周辺を航行した問(wèn)題で、ロレンザーナ國(guó)防相が今月上旬に『不法侵入した可能性がある』と非難したのに対し、ドゥテルテ大統(tǒng)領(lǐng)は『調(diào)査船の當(dāng)該水域進(jìn)入を認(rèn)める』と速やかに反応した」と伝えている。（翻訳?編集/川尻）