偽食品に不安を抱き、食品関連のデマにまで翻弄される中國の消費(fèi)者―米メディア

Record China    2017年3月28日(火) 16時20分

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28日、米ビジネス情報(bào)サイトQuartzはこのほど、中國の消費(fèi)者は偽物の食品と同時に、偽物の情報(bào)にも気を付けなければならないと伝えた。寫真は中國の市場。

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2017年3月28日、環(huán)球時報(bào)によると、米ビジネス情報(bào)サイトQuartz(クオーツ)はこのほど、中國の消費(fèi)者は偽物の食品と同時に、偽物の情報(bào)にも気を付けなければならないと伝えた。

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中國では2月、福建省のメーカーが製造するのりがプラスチックでできていたと主張する動畫がネット上で公開され、延べ200萬回余り再生される騒ぎが発生した。メーカーは動畫の內(nèi)容を否定したが、所在地の同省晉江市では騒動でのりの卸売価格が50%以上暴落したという。

記事は「これは數(shù)多くある食品関連の偽情報(bào)の一つに過ぎず、中國ではこのようなデマがウイルスのように拡散するのである。汚染や偽裝事件の頻発で、國産食品に対する中國國民の不安は根深いものになったが、うその告発が消費(fèi)者とメーカーをより一層不安がらせている」と翻弄(ほんろう)される中國の消費(fèi)者の現(xiàn)狀を説明した。

その上で、2015年4月から16年3月の間に微信(Wechat)で大量に閲覧されたデマ2175件のうち、15%以上が食品や健康に関するものだったとする研究データを紹介。また、「『ザリガニは寄生蟲だらけ』というデマが微信で5400萬回もシェアされ、昨年は『種なしブドウは避妊薬で育てている』『サクランボを食べると鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスに感染する』といったデマが大量に拡散した」とする中國食品科學(xué)技術(shù)學(xué)會の報(bào)告を伝えた。

記事は「中國農(nóng)業(yè)部はすでに食品デマ対策の協(xié)會組織を立ち上げ、食品メーカーはすでに、顧客と意思疎通を図るパイプをより多く設(shè)ける必要性を意識し始めた」としている。(翻訳?編集/川尻

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